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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

発注したパソコンがやっと到着

3月初旬に発注したパソコンがやっと到着しXPパソコンのリプレイスに追われている社内システム管理者も多いと思います。計画的に進めるのですが、経営者への稟議がなかなかスムーズに行かないなどの理由により3月になってパソコンを発注する法人が多いのには驚きました。今月になってあまりにもXPパソコンの画面がうるさいので「入れ替え」を決意する方も多いようです。どのソフトウエア会社もコストだけがかかるXPサポートは打ち切っているようです。

ターミナルアダプター

法人向けで圧倒的に多いのはWindows7 Professional 32bitです。Xpで接続していた周辺機器や基幹システムがそのまま使える事が大きな理由です。例えばIEについては過去のバージョンのIEに戻せる、印刷等のドライバーがXPの物をそのまま使え特に医療機関では国保連の伝送に多くの施設がINSを使っています、そのターミナルアダプタは2000年頃の機器が多いためWindows8.1では動作しない場合があります。

Windows7の次はWin8をスキップしてその後のOSになります。32bit版が発売されるかどうかは不明ですがWin7はオリンピック開催時期までは使えそうです、またXpと同じように法人利用者が圧倒的に多いので特別にサポート期間が延長されるかも知れません。

Windows XP 、IE 6とWindows XP 上のIE8、Office 2003 のサポートを終了

パソコンのOS関連でこんなにもニュースになるとは時代が変わったと改めて認識しました。その影響でパソコンの入れ替えは真っ盛りのようです。社内システムの入れ替えでは店舗などで販売されているようなパソコンではなく何もソフトが入っていないPCまたはOSのみ入っているパソコンを手配します。

win xp

会社によって違いはありますが、社内システム管理部門がセットアップする場合や外部業者へセットアップを委託する場合があります。外部業者へセットアップを依頼することをキッティングと言います、社内システム管理者の負担は大幅に軽減されます。

コスト削減の為にOffice 2003を継続して使う方が多いようです。Office 2007以降とは操作性が違うことも影響しているようです。未だにOffice 2000も使われています。Xpに比べるとOfficeソフトは使い方にもよりますがセキュリティリスクは低いと思われます。システム管理者がよく使うフリーのソフトと注意点をご紹介します。

よく使われているフリーのOfficeソフト Apache OpenOffice
ネットワーク経由でエクセルファイルが開かない遅い(Windows7とOffice 2003との組み合わせ)


Xpをそのまま使い続ける・・・

最近になって色んな所で「私のパソコンには大した情報無いから大丈夫ですよね」「Xpをそのまま使い続けても問題ないでしょう」などの質問を受けます。システム屋などに「大丈夫ですよと言ってもらい」安心したいと思われます。

もちろん答えは、「Windows7または8.1へアップデートする」「Xpマシンでメールとネットは使わない」になります。企業ではこれだけ各方面からXpからの入れ替えを推奨されている状況でXpマシンを使い続けてウイルス感染などが原因で個人情報漏洩などをすると賠償額算定において不利になることは明白です。

感染を待つ


XPは来週の最終アップデートでサポートが終了します。その後XP攻撃ツールの開発が一気に進みそうです。今後の対策が無いので作ったツールは使い続けることができます。それだけでも開発者にはメリットがあります。最低限のセキィリティ対策としてWindows7または8.1へアップデートしましょう。

Xp移行を促す警告でさらに忙しくなる・・・

社内システム管理者は組織変更、座席移動などで毎年この時期は忙しいのですが、その上に消費税率変更やXpからの移行が重なりさらに繁忙になっています。事前に移行などがスムーズに行われていると思いきや、3月になって消費税率変更やXpからの移行に関する問い合わせが増えました。さらに3/8から表示がされる「Xp移行を促す警告」によっていっそう増えそうです。

XP 警告

残念ですが今からではサプライヤ(保守契約有り)しかインストールできないタイプではスケジュール調整が思うように行きません。昨日対応したあるサプライヤでは5月の連休明けまでは対応できないなどの状況です。それでも優先対応になっていました。

ここでは記載できませんが致命的なダメージを受けている会社もあるなか3月月内の増税前にすべて終わるところは「勝ち組」と言っていいでしょう。経営者はそのような優秀な社内システム管理者には感謝してもいいと思います。

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Windows XPサポート終了の4月8日を前に、MicrosoftがWindows XPのデータと設定をWindows 7以降の環境に移行するためのツールを無償で提供する。Microsoftは3月8日より、Windows Updateを通じてWindows XPユーザーにサポート終了日を知らせる通知を送信する。通知には、Windows XPのサポート終了後のセキュリティリスクやアップグレードに関する情報を提供する特設ページへのリンクが含まれそこで提供される。

2014年1月はパソコンがよく売れた

先月は前年比で60%以上パソコンの売上が上がったそうです。消費税率変更前の駆け込み購入とXPパソコンからのリプレイス需要が重なったようです。メーカー各社の販売サイトを見ると以前は小さかったWindows7パソコン販売コーナーが大きくなって需要の多さがわかります。

今回Windows7にリプレイスしたクライアントには次はWindows9または10(仮称)へのリプレイスを案内しています。Windows8は以前のVistaのような扱いになっています。Windows8.1のSPがもうすぐリリースされるようですが、今までと違いWindows8は操作性の変更が多く企業で使うにはもう少し落ち着くであろう時期バージョンに期待と言うところでしょう。またWindows8.1は大幅な値引きが予定されると言う情報や無料提供するような情報も流れています。アンドロイドなどに対抗しているのでしょうか。

税率変更
【楽天から引用】

税率変更前に予備機も含めて社内システム管理者は早めに機器を手配しましょう。


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