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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

来年4月の消費税8%と販売管理システム

いよいよ消費税が変更されます。今回は幸いにも軽減税率が適用されないようです。この軽減税率はシステム業界にとっては大がかりなシステム変更になりますので忙しくなりますが、システム屋さんから見ますと税制は簡単な方がいいですし、軽減税率は新たな利権を生むと思われます。低所得者対策と言いながら効果には疑問があると思います。

販売管理システム

販売管理システムは業界ごと、会社ごとに専用システムが多いのが特長です。そのためシステム会社に開発を発注する場合がほとんどです。4月の税率変更までにプログラム変更や動作確認が必要です。すでに税率変更のスケジュールを作成していればいいのですが未だでしたらシステム会社と打ち合わせします。全社、各部門に影響しますのでしっかりとシュミレーションします。

運用は仕入、売上、在庫関連の規程によりますが、特例はありますが原則的に今回は実現主義に基づいた処理が必要になります。定期的に帰属監査を受けているのであれば事前に監査される方と打ち合わせをした方がいいでしょう。消費税変更時の注意を要する事は次回掲載します。

Windows版iTunesが入ったパソコンの調子が悪い

新型iPhoneが20日から発売されます。このiPhoneになくてはならないのがWindows版のiTunesです。iTunes単体は以前からあり私たちシステム管理者泣かせのソフトウエアでした。とにかくインストールしたパソコンが遅くなる、フリーズする、動作が不安定になり困ったものでした。結局システム管理者時代は会社のパソコンへ業務に必要の無いiTunesのインストールを禁止していました。

iphone5s

しかし会社としてiPhoneを使っている場合、USB接続時やアップデートする時にiTunesが必要になります。先日iTunesの入っているパソコンにUSB接続しようとすると「ブルースクリーン」が発生しました。恐らくiTunes関連と思いつつ「USB接続しないように」依頼しました。

そんな中、今日こんな記事が
米Appleは、9月18日にリリースしたiTunesの最新バージョン「iTunes 11.1」で、Windows版に存在する深刻な脆弱性を修正した。その深刻な問題はiTunes ActiveXコントロールに存在していたメモリ破損の脆弱性に対処したと言うものです

メモリ破損って何事・・・ iTunes は社内のパソコンにインストールしないとの判断は正しかったと再確認しました。

熱暴走によるサーバーの停止

 16日は台風18号の影響で関西では大雨がふりました。停電も発生しておりシステム管理者の方は対応で大変だったと思います。
 先日パソコン10台、サーバー2台の小規模事業所でWindowsサーバーが止まってしまいました。大阪では14日は32度前後まで気温が上がりました。事務所では休みでエアコンを切っていたようで室温は40度以上でした。

 死活監視からの情報のみですので実際にサーバーを見るまで状態がわかりません。訪問してみるとサーバーがダウンしており起動スイッチを押しても動きません。早速電源ケーブルを抜いてしばらく放電し電源投入すると起動、その後イベントビューワや監視機器のログを調べ熱暴走と診断し分解清掃することにしました。本格的にはヒートシンク部分グリスの塗り直しなどを含むのが本当の分解掃除ですが今回は緊急でしたのでCE(カスタマーエンジニア)さんの手配は後日することにして自分で清掃することになりました。

CPUの温度

 サーバーの前面部を取るとほこりが溜まってこびりつき筐体を覆っていました。CPUファンも含めて内部の清掃です、内部を見るとほこりがファンやCPUヒートシンクのフィンこびりつき空冷ではなく保温器のような状態です。掃除機やエアを使って一応完了、その後のCPU温度は10度以上下がり30度前後で問題無く動作しています。事務所にサーバーを置く場合は定期的なほこり清掃と、室温の管理が重要だと改めて認識しました。


Microsoft Office 2007 suites (KB2760411) のセキュリティ更新プログラムが繰り返し検出される

2013/09/11のWindows Update からMicrosoft Office系の更新が繰り返し検出される現象が発生しています。 2013/09/12現在マイクロソフトさんは調査中になっています。何度アップデートしても更新対象となります。とりあえず「更新を非表示または通知しない」にします。気になりますが業務に影響はありませんので適切にユーザーに通知します。

こちらで確認しているのOSは Windows7、windows 2003serverです。Office 2003でも発生しています。
私の場合は繰り返し表示されるのは合計3件(KB2760588)(KB2760583)(KB2760411) です.

KB2760411b
(2013/09/14 07:45 追記)
米国時間 9 月 13 日に、本問題の修正が完了しました。Micrsoftさんからの修正パッチが知らない間に適用されていました。(ウインドウズアップデートを実行すると適用されます)

(2013/09/13 10:30 追記)
Micrsoftさんからの修正パッチは数日で配布されるようです。

(2013/09/12 08:40 追記)
Windows Updateの修復 Fix it ←何回も試しましたが今回の現象に対応していませんでした
http://support.microsoft.com/mats/windows_update/ja


こんな記事も・・・ Officeの更新担当者が代わったのかな・・・

Office 2013の更新プログラムに不具合、Microsoftが配信停止

Office 2013の更新プログラムをインストールすると、Outlookのフォルダーペインが空になるという報告が一部ユーザーから寄せられた。

米Microsoftは9月11日、米国時間の10日に公開したOffice 2013の更新プログラムについて一部ユーザーから不具合が報告されたことを受け、「Microsoft Update」を通じた同更新プログラムの配信を停止したことを明らかにした。

 問題が発生しているのはOffice 2013の安定性やパフォーマンスに関する不具合を修正する更新プログラム「KB2817630」で、月例セキュリティ更新プログラムと併せて9月10日に公開された。

 しかし、これをインストールしたユーザーが、「Outlookのフォルダーペインが空になり、電子メールアカウントの一覧やフォルダやお気に入りなどが見えなくなった」という投稿をユーザーフォーラムに寄せ、同じ問題に見舞われているというコメントが相次いだ。

 この問題についてMicrosoftは11日のブログで、不具合の原因は更新ログラムによって、「outlook.exe」と「mso.dll」のバージョンに食い違いが生じたことに起因すると指摘した。これは、今回の9月の更新プログラムと、8月の累積的な更新プログラムのいずれか一方のみをインストールした場合に発生するという。

 影響を受けるのは「Office 2013 Standard」と「Office 2013 Professional Plus」で、企業などのボリュームライセンスで使われるMSIベースの展開で不具合が生じるという。一方、「Office 2013 Home & Student」「Office 2013 Home & Business」「Office 2013 Professional」などの製品は影響を受けないとしている。

Windows7パソコンの新規セットアップ

社内システム管理者の業務の中にパソコンの新規セットアップがあります。現在業務で使うパソコンはWindows7 Professional 32bitが主流です。未だにXpパソコンが多い法人では一番無難な選択です。基幹業務のほとんどは32bitで稼働しています。またMicrosoft Officeもサード パーティ製アドインに対応した32bitバージョンがほとんどです。法人で64bit OSを使う所は基幹系のリプレイスが可能な予算がある企業に限られます。

ウインドウズ7 ロゴ


新規セットアップは内容にもよりますが、基幹系や社内情報系のインストールも含めると4時間前後かかります。その半分近くがWindows Updateです。Windows7は旧OSですので多くのアップデートがあります。早くWindows7 SP2になって欲しいものですがSP2の提供は当面無さそうです。


[記事転載]
企業の4割でいまだ「Windows XP」がメインPC、そのうち3割がサポート切れ対策「何も検討せず」

企業の4割がいまだにWindows XPを最も多く利用しており、そのうち3割はサポート終了後の対策も何ら検討していない。スターティアが調査結果を発表した。
この調査は2013年7月3―5日の期間、インターネット上で実施し、企業のパソコン管理担当者423人から回答を集めた。社内で最も多く利用しているWindows OSを尋ねたところ、「Windows 7」を挙げる企業が50.8%でトップだが、「Windows XP」も38.8%でこれに次いで多かった(グラフ参照)。以下は「Windows 8」が4.7%、「Windows Vista」が4.5%と続いた。
米Microsoft(MS)は、2014年4年9日にWindows XPのサポートを終了し、セキュリティ更新プログラムなど重要なサービスの提供を打ち切る見通しだが、登場から10年以上経過した今でも同OSをまだ多くの企業が使っており、OS更新は進んでいない実態が浮き彫りとなった。
Windows XP搭載を最も多く利用している企業に、パソコンの利用台数を聞くと「1―10台」が42.7%と最も多かったが、「101台以上」とする企業も14.6%に上った。
Windows XPを最も多く利用している企業のうち、31.7%がまだサポート切れへの対策を何ら検討していない。対策を検討している企業でも、実際に対策にかかる予算を確保している割合は50%にとどまる。
対策を検討している企業に、具体的な内容を尋ねたところ、「パソコンを入れ替える」が最も多く72.3%。「OSのみ入れ替える」は24.1%。対策の時期については「2013年12月までに」が53.6%と半数以上を占めた。サポートが終了する2014年4月までに対策を予定する割合は75%。4社に1社はサポート切れ以降の対策を見込んでいる。

(植木 皓=ニューズフロント)
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