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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。システム屋と経営者・ユーザーとのやりとり、社内SE・システム管理者向け情報、生まれ育った京阪神の情報ブログです。このページへは「システム屋さん」で検索。

Windows 10 パスワード入力画面が表示されない

先日ある取引先のシステム管理者から同時に2台のパソコンで「Windows 10でパスワード入力画面が表示されない」、【Ctrl】と【Alt】と【Delete】キーも反応しない、再起動は出来るが現象の解決にはならないとの連絡があり、私の方から「リモートできるますか」というとリモートも出来ないとの事でしたので訪問しました。

同じメーカーの同時期に導入した数十台の内の同じ型番2台同時故障でしたのでまずはBIOSにあるハードウエア診断ツールを走らせます、「異常なし」、この時点である程度修復完了までの時間を予想、最大時間はOSの初期化から基幹システム、各ソフトウエア、プリンタードライバーなどの再セットアップする時間になります。この会社の場合、休みや出張で使用していないパソコンがありましたのでユーザー設定変更して修復する間、そちらのパソコンで業務継続してもらいました。

システムの復元をしても現象回避出来なかったので、OSの初期化(個人用ファイルを保持する)で解決しました。この初期化ではOffice、基幹システム、プリンタードライバーなどが無くなるので再インストールする必要がありますがデスクトップやMydocは無事なので復旧後は従来通りのパソコンに戻ることができます。原因は特定出来ていませんが他の同型のパソコンを見るとグラフィックドライバーが古かったので日頃の定期更新をしっかりするように、また予備機のメンテンナスも手抜きしないように管理者に依頼しました。

syokika
注意:Windows 10インストールUSB等でもトラブルシューティングは起動できますがUSBからでは無くそのPCから起動しないと「個人用ファイルを保持する」は選択できませんので以下の手順で行います。

起動しないWindows 10でシステムを初期化するには(HDDが壊れていない場合)
1.電源投入後、PCのロゴが表示されてカーソルがくるくるしたら、電源ボタンを長押しして電源を落とします、この作業を3回行います。

2.[オプションの選択]画面が表示されましたら[トラブルシューティング]→[このPCを初期状態に戻す]を選択します。
※ファイルを残すかどうか選択できます、残すでもOffice、メールソフトなどのプログラムは削除されますがデータは削除されません。
※個人ファイルを保持しない場合はHDDの交換も同時に行います。
※HDDは消耗品ですのでクリーンインストール時には交換かSSD化を推奨します。


起動しないWindows 10でシステムの復元をするには(HDDが壊れていない場合)
1.電源投入後、PCのロゴが表示されてカーソルがくるくるしたら、電源ボタンを長押しして電源を落とします、この作業を3回行います。

2.[オプションの選択]画面が表示されましたら、[トラブルシューティング]→[詳細オプション]→[システムの復元]の順に選択します。

3.PC再起動後、[システムの復元]画面で復元するアカウントを選択します。
 ※アカウントパスワードを設定している場合は、続けて入力します。

4.しばらくすると、[システムファイルと設定の復元]ウィンドウが表示されますので[次へ]を選択します。

5.問題が発生する前の日付と時刻を選択し、[次へ]を選択します。
※問題が発生するようになった日付に、インストールやアップデートされたソフトウェアの履歴があればそのソフトウェアが原因となっていることが分かります。

6.復元ポイントを確認し、[完了]を選択します。

7.「いったんシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?」のメッセージが表示されたら、 [はい]ボタンをクリックします。

8.システムの復元が正常に完了したら、[再起動]ボタンを選択します。
 PCが再起動しますので、現象が改善したかをご確認ください。

9.改善しない場合は「個人用ファイルを保持する」にて初期化する事になります。

新人が電話サポート窓口へ配属される時期

パソコンなどのメーカーでは毎年この時期になると研修を終えた新人さんがサポート窓口へ配属されます。初期不良や保証期間内の故障はメーカーに問い合わせる事になります。最近ではパソコンメーカーによっては日本人以外のサポート窓口もあります。

新人さんの場合大変なのはなかなか初期不良を認めない、複雑な確認作業を強いられる、交換条件にこだわる、おまけに意地になる方が毎年います。感じられるのは交換や出張修理は最後の手段と教育されているようです。こちらは同じ機種を多数扱っているので故障の切り分けは出来ているので新人さんの説得に時間をかけることになるので憂鬱になります。

新人

「上司に代わってもらえませんか」というと「結果は同じです」と言い切るタイプ、「リカバリーディスクをお持ちで無いと対応出来ません」と別売りのディスク保持が保証の条件にしてくるタイプ、新人の配属によって問題(インシデント)発生から解決(クローズ)までの時間が年間を通じて一番かかる時期ですので故障が無い事を祈るばかりです。

Gmailがアップデートされました

メールアプリで世界シェアNo1のGmailがアップデートされました。XP時代に主流だったMicrosoft Outlook ExpressからliveメールそしてGmailに移行したユーザーは多いと思われます。Gmailデスクトップ版ではそのままでは従来と同じですので以下の設定から「新しいGmailをお試し下さい」を選択すると更新されます、以前のページに戻す事も可能です。まずはデフォルトで使用します。便利になったのは添付ファイルが一覧から閲覧できる、デザインがスッキリしたなどですが詳しくは下記のGoogleのヘルプを参照下さい。
https://productforums.google.com/forum/#!topic/gmail-ja/MI1frT9AhLI

gmail更新

最初はわからなかったのですが連絡先を開くにはGoogleアプリから開くようになっています。

ケーブルテレビ事業者の障害対応

今年になって年初のIntelなどのパッチ、Windows 10 Fall Creators UpdateのWindows Updateでの適用も重なり問い合わせ数は過去最高になりました。内容はフリーズする、動作が遅い、Windows Updateができないなどです。フリーズする、動作が遅いの対応は不要なソフトウエアの確認と削除、一時ファイルやキャッシュなどの削除とスタートアップの調整など動作に関係ありそうな項目を調べます。中にはハードディスクの障害もありました。

ケーブルネット

それらの症状に上乗せのようにネットの通信速度が遅いケースがありました。スピードを計ってみると1Mbpsも出ていないのでネットニュースを開くのに時間がかかります。昔のPC-VANやNiftyのパソコン通信時代を思わせるような速度です。加入サービスを確認すると160Mのサービスでしたのでケーブルテレビ事業者に問い合わせると訪問日の予約をしますと言われ1週間ほど先の日時を指定されました。結局先日の株価暴落時に遅すぎて売買注文できずにユーザーはお怒りでした。

最近のケーブルテレビ事業者はインターネット、IP電話、電気などテレビ以外のサービスも行うようになりましたがサポート体制は十分とは言えません。法人ではBCPの一環としてサポート体制と品質を重視するのでNTT系のサービスを利用する会社が多いようです。インシデント時の当日対応、訪問派遣が心強いです。

※NTT系の代理店からの回線変更の電話勧誘が増えていますのでご注意ください。電話番号順に手分けしてコールしているようです。

ハードディスクの故障とCHKDSKコマンド

社内システム管理者にとって厄介なのはハードディスクの故障です、Windows は起動するが動作が遅い、フリーズが頻発する、一部のデータが読み込めないなどの症状が見られます。SSDの故障ではスッパリと「起動しない」場合が多いのですがハードディスクの場合の症状は色々あります。メーカー修理ですと部品交換、OSインストールでデータなどはすべて消失します。しかし社内システム管理者はそうはいきません。上司などのから「データはなんとかしてくれ」と言われるのケースが多いのです。

データ抽出のためにも管理者が最初に行うのがCHKDSKコマンドです。Windows 10ではスタートボタンを右クリックして「コマンドプロンプト管理者」または「Windows PowerShell 管理者」を選択します。次に修復コマンドの chkdsk c: /r を実行します。再起動時の行動を確認されますので「Y」を選択して再起動します。これで再起動時にキャンセルしなければ修復が行われます。問題はこの修復にかかる時間です。下図のように11%のところで止まっているように見えるのです。1000GBのHDDではこの状態で約3時間程度かかります。その後、起動画面に移行します。この間はじっとガマンする時間で11%からいきなり終了になります。

HDD故障

この間(約3時間程度)に電源を切ったりしないようにしましょう。インシデントの中でも時間と手間がかかるのがHDD故障からのデータサルベージです。対策としてデータ、メールなどのクラウド化をお勧めします。

安いパソコンはそれなりの理由がある

年末になってパソコンのCMが増えてきました、かわいいマウスコンピュータのCMは見ていて楽しいです。法人向けにパソコン供給して数十年経ちますが私の場合絞られたのはDELLとHPの2社になりました。法人向けでは業務に影響がでないように迅速な対応が必要ですのでこの2社は品質、サポート、品揃え、価格では抜けていると思います。




個人向けでは先日知人がアウトレットのノートパソコンを購入したのですが、半年ほどで二万円かけてバッテリー交換するはめになりました。アウトレットで安いからと言って購入すると維持費がかかる場合があります。個人向けパソコンではいわゆる型落ち、旧世代チップ、低性能ディスクなど修理をしたときに内部を見て驚くことがあります。個人向けパソコンメーカーではコストを抑えるためにマザーボードの機能を絞って部品メーカーに委託生産させています。このような会社のサポートの特徴はBIOSアップデートなどがほとんど無いか出来ないことです、そのようにしてコスト削減しています。個人使用ではこの状況でも問題無いと思われますがBIOS等をアップデートしたい方には向きません。パソコンユーザーの中には結構こだわる方がおられます。

今年の年末の最新パソコンはCPUではIntel第8世代、動画などを操作するならグラフィックボード、記憶域はSSDドライブ、メモリ8GBぐらいです。特にIntel第8世代のCore i5は第7世代より高速になっていますのでお勧めです。自作パソコンでお勧めは老舗のパソコンセブンさんで使用した部品の空箱まで送付されますのでBIOSアップデートもバッチリですが更新失敗で壊さないようにしましょう。

「別のプログラムがこのフォルダーまたはファイルを開いているので、操作を完了できません。」 の対処

タスクマネージャーからタスクの終了を行ってもファイルの移動や削除ができない場合があります。原因としては電源落ちや強制シャットダウンでファイルを握ったままになっているケースが多いようです。

1.どのアプリケーションがファイルを握っているか検索します。
「ファイル名を指定して実行」を表示します、キーボードの「Windows」キーを押しながら「R」キーを押してください。

リソースモニターを起動します。フィールドに resmon.exe と入力します。

リソースモニター

CPUタブを開き、下段のハンドルの検索欄に移動できないファイル名かフォルダ名を入れます。


表示された該当ファイル名かフォルダ名を選択肢右クリックでプロセスを終了します。

これで大抵は移動や削除が可能になるのですが、例外もありますその時はOSの再インストールがお勧めです。
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