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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

今回の年末年始 2022

今回の年末年始は無事にと言いたいところですが、年末に新しく導入したUTMの不具合によってネットに繋がらない緊急対応が一件ありました。設置してもらった方はすでに正月休みで連絡が取れず渋滞を覚悟で出張しました。この経験でまた新たに「新しい機器は正月、連休、お盆前にはを導入しない」事を勉強しました。ネットワーク機器不具合は緊急対応事例として最近増えています。(依存度が高くなっている)

その他はクライアントごとに対応は変わりますが、スーパー等に毎日食品を納品している企業、国保連への請求を控える医療関係ではシステム利用者数が少なくなりますので今年は空いている時間帯でメンテナンスを行いました。

神頼みの再起動
古いサーバーは神頼みの再起動、今年もよろしく!!

この仕事をしていて何年やっても心配なのが「再起動」です、リモートで作業するのですが再起動して再接続できない、遠隔地、ユーザー(システム部門)不在の時です。最近はほとんど無くなりましたがWindows Updateが原因の時は手分けして人海戦術での対応したことを思い出します。いつまで経っても遠隔地サーバー、ルーター等の「再起動」は慎重になります。

社内システム管理者の年末

今年も残すところ数日になりました。会社には日頃お世話になっているベンダー、サプライヤーの方達がカレンダー持って挨拶にこられます。社内システム管理者にとってこの時期は来年度予算作成(3月決算)の真っ最中ですのでベンダーからの新たな提案はこの時期までに済ませて頂くと助かるのですが、今でも売り手都合の営業が多いように思われます。

商談

社内システム管理者にとって社内稟議で決裁、承認を得るにはそれなりのパワーが必要になります。この予算作成時期では予算に組み入れることでその社内手続きのパワーが少なくてすみますので優秀なベンダー営業の方は常にコニュニケーションを取って適切なタイミングで提案してくれます。

私は社内システム管理者にとって予算作成はシステム管理への入口と思っています。パソコンはどれぐらい故障するか、リプレイスするかを予想するだけでも過去の故障履歴、故障箇所、原因などを調べると新たな対策が見えてきます。ハードディスク、基板、電源ユニットなどで故障が多いパソコン型番の履歴、経過年数などから入替予定、今年でしたらWindows 11に対応しているかどうか、またWindows 11へいつ切り替えるかの決断を迫られますのでいつもより手間がかかります。

最近よく言われる「DX」の基礎部分を担っているのでより優秀な社内システム管理者の育成が望まれます。

新人時代のシステム管理者の傾向

会社の規模が大きくなってくると兼任社内システム管理者から専任管理者へと変化していく事があります。今までは兼任で逃げ道があったのですが専任になると経営層からの要求も高くなります。「会社のシステムセキュリティは大丈夫か」「基幹システムはダウンすることは無いのか」「ダウンしたらどうなるのか」など専任になった途端に聞いてくる経営者が多い様です。専任にしたら解決できると勘違いしている事例です。

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一人でなんとかやりくりしながら数年経過していくと、社外からの売り込みなどで導入したシステム関連機器や仕組みは統一性が無く、傾向として「安かったから決めた」というのが大半を占めます。保守性を考慮しない新人管理者によくある傾向です。

システム管理者としての経験から管理や対処が容易になるのは・・・
1.パソコン類はメーカー、できれば型番を統一していく
故障や不具合は発生するので同じメーカーの機器ですと対処は容易になります。
故障時に部品の転用なども可能にです。
管理者時代に経営者からよく「なんで○○○○製のPCしか導入しないのか」とよく言われましたが保守のことを考慮すると断然メーカー統一の方がメリットがあります、購入時の価格も重要ですがPC類は購入してからのコストの方が大きいのです。私の得意先のPC類は最近ではHPかDELLに統一しています。

2.ネットワークインフラを統一していく
法人では様々なネットワークを構築していますが、NTT、KDDI、ソフトバンクとバラバラになっていては結局コスト高とパフォーマンス低下を招きます。重要なのは保守サービス初期対応のスピードです。社会インフラになり「ドコモ通信障害」で総務省に叱られる時代ですので安定した環境を構築するには上記のどこかのキャリアに統一していく方がメリットがあります。また管理が容易になります。

数時間ネットワーク遮断しても、パソコンが故障しても「仕方が無い」で許される時代がなつかしい・・・

Microsoftの無料RPA

システム開発会社から企業へのRPAの売り込みが増えています、システム部門や総務などへのアプローチによって「便利になる、楽になる」と思って契約までする会社もあります。そのような会社の中には構築途中で利用しなくなるケースもあります。RPA導入には業務の標準化が欠かせませんが標準化ができるならそれ以前に問題は解決している場合がほとんどです。



Microsoftがデスクトップ操作の自動化ツール「Microsoft Power Automate Desktop」をWindows 10ユーザーに追加費用なしで提供を始めました。一般ユーザーアカウントは問題ありませんがOfficeユーザーアカウント(契約済み/onmicrosoft系)の場合は下記の様に表示されてMicrosoft Dataverseの試用を促されますので注意が必要です。今後はGoogle Workspace や Microsoft Power Automateなどの機能更新でRPA会社との競争が激しくなると予想します。AIを利用してプログラミング無しで自動化できる時代がくるのでしょうか?

Microsoft Power Automate Desktop

Microsoft公式の無料自動化ツール「Power Automate Desktop for Windows 10」でプログラミング不要の自動操作を試してみた
https://gigazine.net/news/20210303-power-automate-desktop-for-windows10/

テレワーク時代の社内システム管理

コロナウイルスの感染が再び拡大しています、導入に問題となっていたテレワークや時差出勤の社内ルールも整備され、各種助成も出揃いユーザーが増えて深夜、早朝の基幹システムなどへのアクセスが発生し保守作業する時間帯の変更や利用制限が必要になりました。

社内のシステム管理は深夜から早朝にかけてデーベースの最適化、バックップ、セキュリティパッチの適用、定期再起動などを行い業務に支障が無いように行います。高価な冗長化された設備があれば予備側で作業を行えるのですが中小企業ではそのような設備はほとんどありませんので常にメイン側で保守作業をする事になります。

冗長化
冗長化の一例

コロナウイルス感染拡大以降、社内システム管理者業務の変化は過渡期で今後どのようなるか見えない部分が多いのですがよりスキルを身につけて変化に対応していくしかありません。今は自動処理の最適化を行い管理者業務負荷を低減するのですが監視に人手が必要な事は変わりありません、この監視する人材は即時修復ができ該当システムに精通したスキルが要求されます。

外食店がテイクアウトを導入したり出前屋さんが増えたりしています、システム関連も大きな変化の時がきたと思います、可用性を最大限確保できる冗長化への投資が増える事を願っております。
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