Xpのサポート期限がせまるにつれてWindows7への移行が増えてきました。Xp機の中には部品の劣化や故障、動作が遅いなどの理由で移行される方もいます。基本的に新しいパソコンをお勧めしています。理由はXp機のスペックが低いのでOSのアップグレードには不向きだからです。

Xpユーザーがまず直面するのは「ユーザーアカウント制御」です、基本設定では表示しないようにしています。。会社ではXpでも自宅のパソコンはWindows7のユーザーがいます。「なぜ会社のPCは確認メッセージが表示されないのですか」と言われることもありますが、表示されている内容に応じてアクションを変えるわけではなく、ほとんどのユーザーが無意識のうちにボタンを押しています。今までウイルス感染したユーザーのほとんどはユーザーアカウント制御をしていましたが「なんとなくOK(許可)を押した」ということでした。
メールの移行ですが outlook express ユーザーはWindows Live Mail 2012またはOffice365への移行が主ですが、Gmailへの移行も行います。全社でGoogle Appsへ移行した事例もあります。Windows8を見据えると Office365 、Windows Phoneの普及が進むと思われます。

会社での標準の表計算ソフトなどはMS OFFICEになります。フリー版や格安のソフトがありますが品質、サポートにおいて業務には向いていません。またスプレッドシート統制などの監査でもMS OFFICEが使われます。もうすぐOffice 2013が発売されますがOffice365との選択になります。Windows7にはOffice2007以降になります。
業務で使うパソコンは基幹システムなどにより制約を受けるためwindows7 professional 32bit版を導入します。日常業務での印刷、通信。各種処理をするためには32bit版になります。64bitでは対応していない機器がまだまだ多くあります。家庭では64bit版でいいと思います。
最近のパソコンは購入時にサンプルソフトが色々ついています。メーカーにいくらかの手数料が入るのでしょう、その分パソコン本体が安くなっているかも知れません。不要なソフトなどはまず最初に削除します。また不要なサービスも停止します。入れ替え作業時にはいつも初期不良だけは無いように願っています。