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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

色々な在庫棚卸し

経営者から「本当の在庫がわからないのでシステムで何とかならないか」と言われることがあります。わからなくなるほど仕入れが出来ているのできっとキャシュフローには問題は無いのでしょう。しかしそのまま放置する訳にはいきません。

現場の方に聞き取りするとたいていは在庫管理ができない理由を長々と言われます。そのような方は共通して「在庫=お金」という認識が不足しています。まずは意識改革からして頂くことが必要になります。

システムで管理するにはルール作りから入りますが、同業他社がある場合には在庫棚卸表のひな形、管理単位の統一、実地棚卸し方法の手順などの情報を入手します。在庫アイテム数、取り扱い量によってはハンディスキャナーなどの連携システムが必要です。最近の工場や倉庫ではハンディスキャナーは必需品になっています。

今まで棚卸しを通じて色々な不正を見てきました。手口は様々ですが不正をする側はバレないと思っているようで買掛・売掛・在庫の統合管理ができていないシステムが多いようです。期末監査などでは監査法人立ち会いで実地棚卸しを行います。全国に支店があるような会社では立ち会いをどこにするかは直前に通知され担当者はあわてる事になります。望ましい運用は在庫棚卸しが間違いや不正を防ぐ抑止力になっていることだと思います。

IEの脆弱性を修正するパッチ、9月22日に緊急リリース

IEの危険な脆弱性を修正するパッチ、9月22日に緊急リリース

日本では土曜日(休日)になるのでほとんどの企業ユーザーは24日以降の更新作業になります。あまり大きなニュースではありませんが、海外でのこの問題の扱いは日本とは違いドイツ政府やセキュリティ専門家はパッチが出るまではIEの使用を控えるように警告を発しています。日本ではIEユーザーが圧倒的に多いのでより注意が必要です。

【詳細内容】
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/advisory/2757760

Fix it
http://support.microsoft.com/kb/2757760

アップデートは米国太平洋時間21日午前10時近くに公開されます、社内管理者としてはFIX ITを適用するかしないか、IEを使用停止にするかどうか、どのような通知するべきかどうかなどの判断が必要です。


-------以下引用---------
 米マイクロソフトは米国時間2012年9月19日、Internet Explorer(IE)の脆弱性を修正するセキュリティ更新プログラム(パッチ)を、同9月21日(日本時間では9月22日)にリリースすることを明らかにした。同時に、脆弱性の影響を回避するためのツール「Fix it」も公開した。

 IE 6/7/8/9には危険な脆弱性が見つかり、同社などはユーザーに注意を呼びかけている。細工が施されたWebサイトにアクセスするだけで、パソコンがウイルス(悪質なプログラム)に感染する危険性などがある。

 実際、今回の脆弱性を悪用する攻撃が確認されている。同社によれば、被害に遭ったユーザーはわずかだが、今後、被害が拡大する危険性がある。このため同社では、今回の脆弱性を修正するパッチを緊急にリリースすることにしたという。通常同社では、米国時間の毎月第2火曜日(日本時間ではその翌日)にパッチをリリースしている。

 パッチは、「Microsoft Update」から適用可能。自動更新機能を有効にしていれば自動的に適用される。同社Webサイト(ダウンロードセンター)からもパッチをダウンロードできる。同社では、パッチが公開されたらすぐに適用するよう勧めている。

 同日、マイクロソフトでは、パッチを適用するまでの対策として、今回の脆弱性の影響を回避する「Fix it」を公開した。Fix itとは、Windowsの設定を変更する各種ツール。今回公開されたFix itを実行しても脆弱性は修正されないが、脆弱性を悪用した攻撃を防ぐことができる。

 現時点(2012年9月20日12時)では、今回のFix itは英語ページでのみ公開されているが、日本語環境でも問題なく実行できる。
(日経パソコン 勝村幸博)

iPhone 5発売でシステム管理者は助かる

4G LTE

iPhone 5が発売されます、iPhone 5はLTE搭載で高速通信ができます。会社でiPhoneを支給している会社は多く、社内で3Gでは遅いのでWi-Fiを使いたいと言う要望に対して、システム管理者はセキュリティの問題で別回線するなどして手間とコストがかかっていました。こうしたスピード、セキュリティの問題の一部はLTEを使うことで一気に解決することになります。国内キャリアーが出そろったことで経営者から相談を受けたらスマートフォンのスピード問題は「LTE」で解決できそうですね。前回もお知らせしましたがWi-Fiを「社内共有と同じネットワーク」には接続しないようにしましょう。

プロバイダーのベストエフォートには差がある

システム担当者がよくユーザーから聞かれる事の一つに「プロバイダーはどこがいいですか?、このプロバーダーは早いのかな?」などと聞かれます。会社などの基幹システムの回線などは安定性、サポート体制などを考慮して決めます。ある程度の規模の会社になりますとNTT-OCNラインでは専門の担当者、技術者が付いてくれて即座にインシデントに対応してくれサポート体制は申し分ありません。

キーボード

先日ケーブルテレビインターネットを利用している知人から「家のネットが遅い」との問い合わせがありました。(会社名)160MB/bpsのスピードのコースのようです。家も近いので訪問してスピードを計測してみると下りは7MBほどで上りは1MBほどでした。サポートに電話すると、「ベストエフォートですから」との答えで訪問サポートは有償になりますとの返答です。おまけに訪問まで1週間ほどかかるという内容でした。受付の方はマニュアル通り答えているのでしょうが私は日頃のNTTサポートに慣れていたのでこんなサポートがあるのに驚きました。

ケーブルテレビのインターネット場合、光ではないので通信機器の調整で最適化しているようです、早い時もあるのですが極端に遅くなる場合もあります。その他ブースターの機能低下や分配など原因は色々あるのでしょう。

今までの経験で総合的にお勧めできるのは、電柱を持っている企業系がいいでしょう。つまり電力会社系、NTT系になります。今まで得意先のユーザーからのクレームもほとんどありません。
[ 2012/09/07 12:02 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)
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