梅雨明け以降暑い日が続きます。それに伴ってサーバー、パソコン、周辺機器の故障が増えました。特に事務所内にサーバーを設置しているSOHOや小規模事業所に集中しています。
朝一番に部屋に入ると異常な暑さ。締め切った部屋に日光、放熱する機器類そこに設置されてサーバーなどは「耐熱テスト環境」状態になります。サーバーはパソコンと違い電源の入り切りはメンテナンス時のみの運用が大半です。またエアコンや扇風機の利用で商用電圧が不安定になったり電気の定期点検などで今まで潜在していた部分が顕在化し故障したりします。

SOHOや小規模事業所ではサーバーが壊れると復旧に時間がかかります。その理由はサーバーはオーダーメイドですので日数がかかることです。私たちはサーバー到着に合わせてセットアップすることになります。
最近は小規模企業でも冗長化するようになりました。冗長化とは最低限必要な量より多めに設備を用意しておき、一部の設備が故障してもサービスを継続して提供できるようにシステムを構築することです。例えば銀行ATM、列車管理、航空管制などのシステムなどはありとあらゆ部分で冗長化されています。しかし予算の限られる小規模企業ではそうはいきません。そこでサーバー稼働させている事務所ではせめて「エアコン」を28度前後でつけたままにして欲しいものです。機械のためにエアコンと思われる方がいますがサーバー故障時の復旧は最低でも100万円ぐらいかかります。