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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

エクセルファイルを開いているのは自分、読み取り専用になる

【エクセルファイルを開いているのは自分、読み取り専用になる】
先日、社内LANで共有しているエクセルファイルを開こうとすると、「使用中のファイル(ファイル名.xlsx)は編集のためロックされています。使用者は(自分、空白、未記入)です。読み取り専用で開いて下さい。読み取り専用で開き他の人がファイルの使用を終了したときに通知を受けるには(通知)をクリックします」。と表示されます。調べてみると誰もそのファイルを開いていません。仕方ないので、別名でファイルを保存して編集します。

NAS

発生した環境は、Windows7とXpの混在の小規模事業所、ワークグループ、2003server、共有はNASを使用している環境です。原因を色々調べた結果、社内LAN環境のWindows7パソコンにて発生し、Xpパソコンからは問題無くファイルを編集できることからWindows7パソコンのネットワークプロトコルをIPV4のみに設定変更(社内環境をIPV4に統一)、また2003serverのマスタブラウザの設定をしたところ安定しました。

NASを導入する場合はコストを抑えるため、Windows版では無くLinux版を選択しがちですが同時アクセスに弱いような感じがします。価格は高いですがパフォーマンス、セキュリティ、管理などのさまざまな面でWindows版NASが安定していると思います。予算面では設定費も含めて30~50万円前後でしょうか。社内LANでWindows7パソコン(IPV6)が増えると色々問題が発生しそうです。

Windows で IPVersion 6 またはその特定のコンポーネントを無効にする方法
Fix it で解決する
(以下の事が可能です、下の方にFix itがあります)

IPv6 を無効にする
IPv6 よりも IPv4 を優先する
非トンネル インターフェイスで IPv6 を無効にする
IPv6 トンネル インターフェイスを無効にする
非トンネル インターフェイス (ループバックを除く) および IPv6 トンネル インターフェイスで IPv6 を無効にする

IPV6問題をFix it で解決する

【2016/07/04 追記】
解決した例としてLink station から Tera Stayion に機種を変更したら問題が解決しました。アクセス権の設定も同じなのですが法人向け機器の方がはるかに安定しています。Link stationは法人のアクセス権設定、同時アクセスなどに向いていないようです。この事例は20人規模の事務所です。(Excelファイル ネットワーク 他の人が開いてます)

システム管理者泣かせの停電

大阪で23日午後8時頃大規模な停電がありました。約25,000件に及ぶ1時間以上の停電でした。SOHO、小規模事業所、医療機関、大学などで事務所などに設置しているサーバーはダウンしたことになります。23日深夜、24日に対応に追われたと思います。

私のクライアントも停電対象区域では無かったのですが、サージの影響でしょうかUPSがダウンしていました。もちろんサーバーもダウンです。同様に24日(土曜)、25日は(日曜)は出動でした。

耐熱ハブ

今日ぐらいから気温が下がってサーバールームの無いシステム管理者は一安心ですが、この夏は気温上昇により様々な機器の故障が発生しました。先日プラスチック筐体のハブの故障がありました。クーラーを休日に止める事務所では金属筐体または耐熱ハブがおすすめです。一昔前のギガビットハブはメーカーにもよりますが熱がこもるタイプが多く、節電機能もありませんでした。市場調査の結果でしょうか50度高耐熱タイプのハブが販売されていました。通常の機器は35度までになっています。



業務用パソコンの価格 2013年8月

最近になってやっとSOHOや小規模企業のWindows XPのリプレイスが進んできました。法人向けではWindows7 Professional 32bitが従来のXPパソコンの後継になります。各メーカー機器の価格を見ると今年の前半より1~2万円程度上がっています。Home Editionは安いのですが、32bit版Professionalとなると価格が跳ね上がります。

デスクトップパソコン
お勧めは、Windows7 Professional 32bit、Core i5、4GBメモリというところでしょうか。XPとの互換性ではWindows7 Professional 32bitが一番です。周辺機器のドライバーも揃っています。一方64bit版では基幹系システムで互換性問題のある場合もあります、自社で開発したシステムなどはPG変更にコストがかかります。

ただでさえ自社システムでは来年度は消費税の変更があります、その上クライアント、サーバー(Windows2003server)などのリプレイスと社内システム管理者は忙しくなります。個人向けPCは安くなっていると言うより、スマホ、タブレットへの移行が急速に進んで価格が下落しています。Surface Pro の価格が海外のように下がれば欲しいのですが・・・

事務所設置のサーバーと猛暑

休み明け、朝一番に会社へ出勤、セキュリティ解除して部屋に入ると熱がこもっていて奥からピーピーと言う音が聞こえます。とにかく暑いのでクーラーのスイッチを入れて音の鳴る方へ行くとサーバーからの音でした。

サーバー

電話で保守先に内容を伝えると、バイク便にて部品を手配し、午後一番でエンジニアさんを派遣するとのことです。原因切り分けの結果、RAID-1構成のHDDを二本とも交換、システムの再インストールしてバックアップデータから即日復旧しました。この場合の保守は当日オンサイト契約が機器のメーカーおよびシステム開発会社との間に必要です。大抵はシステム開発会社などと保守契約すれば対応してもらえます。当日オンサイト契約ですと保守月額は数十万円なります。 しかし保守契約していない場合はこのケースでは50万~100万円ほどかかります。小規模事業所の場合、システムの冗長化するほどの予算をかけませんので難しいところです。

それより暑い夏の間、夜間、休日は28度ぐらいでエアコンをつけておく方が安く付きます。40度を超えるような部屋でサーバー稼働している事務所などでは猛暑の今年は注意が必要です。「なぜ機器にファンがあるのか」、機器は熱に弱いからです。

ウインドウズアップデートのエラー 80072EE2

新規 Windows7 PCセットアップでウインドウズアップデートが出来なくなりました。初期不良かと思いきやどうやらマイクロソフトサイトへアクセスができないようです。エラー番号は 80072EE2 で初めて経験するエラー内容です。MSサイト解決方法の表現がわかりにくいので・・・

解決方法の「ファイアウォールの例外の一覧に Windows Update の Web サイトを追加するには」については以下の手順です。尚この現象は Windows7 にて発生するようです。

WUD80072ee2

IEの ツール---インターネットオプション---セキュリティ---信頼済みサイト---サイトボタン---信頼済みサイトに以下の内容を一行ずつ追加します。
このゾーンのサイトにはすべてサーバーの確認(https:)を必要とする。のチェックを外してから行います。

http://*.update.microsoft.com

http://download.windowsupdate.com

https://*.update.microsoft.com

こちらでも修復できます
https://support.xbox.com/ja-JP/xbox-360/xbox-live/error-code-80072ee2
※2016/10/21追記  Fix itが削除されたためリンク先変更 

【2013/09/12 に発生している問題はこちらです】



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