3月初旬に発注したパソコンがやっと到着しXPパソコンのリプレイスに追われている社内システム管理者も多いと思います。計画的に進めるのですが、経営者への稟議がなかなかスムーズに行かないなどの理由により3月になってパソコンを発注する法人が多いのには驚きました。今月になってあまりにもXPパソコンの画面がうるさいので「入れ替え」を決意する方も多いようです。どのソフトウエア会社もコストだけがかかるXPサポートは打ち切っているようです。
法人向けで圧倒的に多いのはWindows7 Professional 32bitです。Xpで接続していた周辺機器や基幹システムがそのまま使える事が大きな理由です。例えばIEについては過去のバージョンのIEに戻せる、印刷等のドライバーがXPの物をそのまま使え特に医療機関では国保連の伝送に多くの施設がINSを使っています、そのターミナルアダプタは2000年頃の機器が多いためWindows8.1では動作しない場合があります。
Windows7の次はWin8をスキップしてその後のOSになります。32bit版が発売されるかどうかは不明ですがWin7はオリンピック開催時期までは使えそうです、またXpと同じように法人利用者が圧倒的に多いので特別にサポート期間が延長されるかも知れません。
【2014/04/21 追記】GIGAZINEより転載
サポート切れのWindows XP搭載PCが起動不能となる問題をMicrosoftが修正
2014年4月9日、Windows XPはサポート切れとなり、その長い歴史に幕を下ろしました。ところが、MicrosoftはXPサポート終了から1週間後、XP搭載PCが起動不能となっていた問題の修正を行なっています。
Windows XP搭載のPCが起動不能になっていた問題は、多くのユーザーから指摘されており、Neowinのフォーラムにも投稿されていました。投稿したユーザーによると、Windows XP搭載PCでMicrosoft Security Essentials(MSE)のウイルス定義ファイルのアップデートを行なったところ、PCが起動不能になったとのこと。このユーザーが独自で調査をした結果、同じ問題に悩まされているユーザーが多数いることがわかりました。
ユーザーから指摘があった翌日、Microsoftは、MSEのウイルス定義ファイルを更新したWindows XP搭載PCが起動しない問題に対して「Antimalware Engine 1.1.10502.0」をリリースして対応。MSEをアップデートすると問題は自動的に解決されます。
今回の問題は、MSEだけではなくForefront Client Security・Forefront Endpoint Protection・Windows Intune Endpoint Protection・System Center Endpoint ProtectionをインストールしているWindows XPおよびWindows Server 2003搭載のPCで発生していたことが明らかになっていますが、別バージョンのOSでも発生する可能性があるとのこと。
なお、Windows XP向けのMSEのサポートは2014年4月9日で終了していますが、ウイルスの定義ファイルとエンジンについてのみ2015年7月まで配信される予定です。
http://blogs.technet.com/b/enginenotifications/archive/2014/04/17/antimalware-engine-1-1-10502-0-was-released-to-customers-on-17-april-2014.aspx