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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

Windows10のWindows Updateは内容が公開されない

Windows10を導入された方はご存知と思いますがすでに累積更新が数回実施されました。今までは事前に更新内容詳細を公表して更新後にも詳細な内容が公表されていました。しかし更新内容公表することは攻撃者に脆弱性を知らせることにもなりそれなりのリスクがありました。

最近のWindows10の公開された累積的な更新プログラムでは、Windows Updateを起動しても詳しい情報は表示されません。内容は「Windows 10の機能を強化するため」の更新プログラムという説明があるのみです。アンドロイドや他のOSなどと同じようになりました。

Insider PG
Insiderプログラム

これによって企業では社内システム管理者によってWindows Updateのコントロールがより重要になりました。マイクロソフトではInsiderビルド(Fast、Slow)において二重の事前動作確認を実施していますので社内システム管理者は積極的に参加して事前に動作確認することが重要になります。またパッケージ版のWin7の入手困難になりましたがボリュームライセンスのダウングレード権でWin7は入手可能ですし、DELL、HPでもWin7パソコンの販売しています。Windows 10が公開されて約一ヶ月経過しましたが今回はめずらしいことに当社クライアント企業では基幹システムとの相性の問題は発生していません。企業内でのWindows 10のWindows UpdateではP2Pを使っているので下図のように「ローカルネットワーク上のPCのメンテナンス」に設定することをお勧めします。エンタープライズ版では初期値です。
Windows Updateの最適化について(Microsoft)

Windows Update P2P

キーボードの劣化

音声認識が普及してきましたがデスクトップ、ノートPCではキーボードによる入力が主流です。最近自分のデスクトップPCで「a」「s」の入力ミスが増えたので調べてみると以前より力が必要なことがわかりました。メンブレン方式のラバー部分が硬くなっているようです。

メカニカル
メカニカルキーボード

キーボードの主な構造は価格の安いものから、メンブレン、パンタグラフ(主にノートPC)、メカニカル、静電容量無接点です。耐久性は構造価格に応じているようです。入力にこだわる方やゲームされる方はメカニカル方式を選択されます。銀行、病院などでは静電容量無接点が多いようです。

リアルフォース

納品用(顧客指定)の静電容量無接点キーボードがあったので試しに使ってみると、気持ちよく入力できました。今までキーボードにはこだわってなく価格も安い物を買い替えしていたのですが、今になって高級品はそれなりの機能があることがわかりました。メカニカルか静電容量無接点がいいようです。反省の意味を含めて便器より雑菌の多いと言われるキーボードですので飲食は別の場所で行う事を徹底します。

2015年8月のウインドウズアップデート

Windows10正式公開後はじめての定期Windows Updateです。Windows10からCumulative Update for Windows 10と累積更新ファイル一つになりました。今月の場合KB3081436ですが内部には3086251、3084525、3082458、3082487、3078662、3082442を含んでいます。これで更新が少し早くなりましたがOffice2007、2010、2013関連の更新は以前のままです。Cumulative Update for Windows 10は先週KB3081424が公開されていますが何回も再起動される等が報告されています。今月末の大規模な更新で解決されることを期待しています。
【8/15追記】8/14に累積更新KB3081438が公開されました、Windows10は随時公開されるようです。
Windows 10のトラブルスレッド(Microsoft)

業務で一番使われているWindows 7 Professional 32bitの更新ではWindows 10予約更新ファイルがジャマするのかどうかわかりませんが従来より時間がかかりましたが適用は問題無くできました。
Windows 7 用更新プログラム (KB2952664)
Windows 7 用更新プログラム (KB3075851)
Microsoft Silverlight のセキュリティ更新プログラム (KB3080333)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3076949)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3046017)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3071756)
悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2015 年 8 月 (KB890830)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3075226)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3078601)
Windows 7 用 Internet Explorer 11 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB3078071)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3079757)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3060716)
Microsoft .NET Framework 3.5.1 のセキュリティ更新プログラム (Windows 7 SP1 x86 用) (KB3072305)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3076895)
その他にOffice関連が同じぐらいあります。
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Windows Updateの更新がうまく行かない方はこちら


wud150812
クリックで拡大

社内システム管理者のお盆休み 2015

今年の夏は急激な高温環境への移行により、パソコン、サーバー、NASなどの故障が頻発しました。これだけ集中したのは初めてです。クライアントへ休日、夜間のエアコン稼働をお願いしてからは落ち着きました。データセンターやサーバールームの無い事業所は休み中はエアコンの活用をお勧めします。

さて今年はWindows10の公開によってパソコンの右下にアップデートアイコンが登場し社内システム管理者を困らせています。マイクロソフトから「[企業ユーザー向け] Windows Update からの Windows10 への無償アップグレードを管理する方法」が公開されてからすべてのパソコンに適用するなど社内システム管理者は仕事が増えました。Windows Updateの更新履歴が失敗と何度も表示される事が気になる方はお試し下さい。

マイクロソフトサポート

ダウンロードサイト

適用方法


花火


また先日バッファローがLink stationのアップデートを公開しました、今回は管理画面にアップデートを促す表示がでますので容易にアップデートが可能ですがいつものように時間がかかります。Link stationはSOHOなどの小規模事業者には人気があり、上位機種にTera stationがあります。ファイルサーバー代わりとしてよく見かけます。

Windows 10導入後動作が不安定なソフトは一度アンインストールして再起動後に再度インストールする事で現象が回避できる場合があります一度お試し下さい。この盆休み中は基幹システムのWindows10上での動作検証に没頭することになりそうですが早くもWindows10の大型アップデートが月末にあります。

Windows 10ヘのアップデートとATOK

Windows Updateの履歴でWindows 10への失敗履歴があったのでWindows 10のダウンロードサイトから入手してWindows 7から1台、Windows 8.1から2台をアップデートしました。アップデートの場合プロダクトキーなどは必要ありませんでした。SSD環境でしたので1~2時間前後でアップデートできました。日本語入力はATOKを使っているのですがWindows 7からのアップデートではMicrosoft Edgeや検索窓で日本語変換が出来なくなりました。そこでATOK2015を一旦アンインストールして再度インストールすると問題無く使用できるようになりました。

Microsoft IMEに戻ってしまうので既定の言語設定を変更をしました。

コントロール パネルから時計、言語、および地域、言語を選択します。
IME設定 ATOK 1

左上の詳細設定を選択します。

IME設定 ATOK 3

「既定の入力方式の上書き」で「日本語-ATOK 2015」を選択して最下段の保存を押す

その他にはNVIDIAのグラフィックドライバーアップデートぐらいでWindows 8の時よりよりスムーズに移行が可能でした。
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