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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

Windows 10バージョン2004の公開

Windows 10バージョン2004が公開されました、更新内容の詳細はこちらのWindows IT Proブログをご覧ください。翻訳機能などを使用するとわかりやすいです。



今回の更新では今のところ私のクライアントにはお勧めしていません、コロナウイルス感染対策でテレワーク導入などシステム構成が変化している最中です、また補助金や助成金申請ではマイナンバーカードなどを使用しますので更新すると使用できなくなるリスクもあります。関連機器メーカーのドライバーや対策などが出揃ってからでも遅くはありません。これから色々な方の導入事例を注意深く見ていくつもりです。WSUSを導入していない企業の社内システム管理者は「Windows 10バージョン2004は指示あるまで適用しない」と通知するようにします。さもないとテレワーク中の自宅へのオンサイトサポートをする可能性がでてきます。

最新版のWindows 10をダウンロード
win10
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

エラーコード KMODE EXCEPTION NOT HANDLED

日本HP社はWindowsの更新でHP製デスクトップにブルースクリーンが発生する問題について告知しています。個人向けデスクトップPC製品で、Windows Updateを適用後にエラーコード「KMODE EXCEPTION NOT HANDLED」のブルースクリーンが表示され、再起動されます。
※ノートパソコンや他のエラーコードは対象外です。

こうなったらお手上げとしか言いようがありません、自動車言えば「大規模リコール相当する」問題でテレワークで個人向けデスクトップを自宅に設置した方にとっては最悪の展開です。対応方法はWindowsが正常に起動できる場合は、「システムの復元」を利用して問題発生以前の時点までロールバック、改善されない場合は、PowerShellからコマンドを通じて「18362.778」または「18363.778」を含む更新パッケージを削除します。
正常に起動できない場合は、起動失敗時に表示されるトラブルシューティング画面から、「システムの復元」でロールバックを実行して修復できなかった場合は初期化をします。以上の方法を試しても復旧できなかった場合は修理を申し込むことになるようですが初期化までして復旧できないとはどのような問題か知りたいものです。

HP KMODE EXCEPTION NOT HANDLED

KMODE EXCEPTION NOT HANDLED


【対処方法】※HP社より転載

■パターン1:問題が発生した後に、Windowsが正常に起動できる場合

1.症状が再発する前に、ブルースクリーン問題が発生した前の時点にシステム復元を実施します。

Windowsが起動している場合:https://bit.ly/36gJCkH

Windowsが起動していない場合:https://bit.ly/37k5ugF

2. Windows更新を一時停止します。

方法:https://bit.ly/2WQoq3S

3.上記の二つ作業で改善されない場合、Windowsの更新パッケージを削除します。

方法:https://bit.ly/2ZoeIY7



■パターン2:Windowsが正常に起動しない場合/パターン1で復元できない場合

1. ブルースクリーン問題が発生した前の時点にシステム復元を実施します。

方法:https://bit.ly/37k5ugF

2.システム復元で回復できない場合、初期化を実施します。

方法:https://bit.ly/38yr4y8

3.初期化完了後、製品の初期セットアップを実施します。

方法:https://bit.ly/2AFSwhz

4.パソコンが起動できましたら、Windows 更新を一時的に停止します。

方法:https://bit.ly/2WQoq3S



上記作業で改善しない場合、下記にて修理受付登録をお願いします。

https://css.ext.hp.com/line/repair/autoRepair.html

※補足:
修理受付を登録する際に、お客様よりお試しいただいた作業内容をコメント欄に簡単にご記入お願い致します。

2020年 5月のウインドウズアップデート

2020 年5月のセキュリティ更新プログラム (月例)
セキュリティ更新プログラム ガイド(DB)
2020 年5月のマイクロソフト セキュリティ情報の概要
Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールで流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する

コロナウイルスの影響により今月もセキュリティ更新のみになっていますがネットワーク需要激増のためそれどこれは無いと言う声も聞こえています。Windows 10では「更新を7日間一時停止」という機能がありますので活用する事をお勧めします。
Windows 10の次期バージョンの May 2020 Update(バージョン2004)の配信は私の所では確認されていません。ここ数日はこちらもネットワーク環境のためにも避けて欲しいものです。
現在システム管理者はテレワークへの急転換のためにネットワークのキャパシティの問題への対応、端末パソコン等の手配や設定、セキュリティ対策の見直し、社内ルールの作成、ビデオ会議の導入など緊急対応に追われている状況です。中でも帯域確保の無いネットワーク接続においては家庭で動画再生などの激増により逼迫している状況で今日から始まるWindows Updateで更に負荷がかかりますので影響に留意する必要があります。こんな時に会社で動画見るような社員がいないことを願います。
最近経営層から「テレワーク環境で社員を監視できないか」などの問い合わせが増えています、システム的には可能ですがこの問題は費用がかかる、人事評価基準にも関連するのでじっくり検討するように返答しています。
※無料の端末監視ツール(有料版もあります) http://007.jp/jp/wayd/software.html

今日はOffice関連の更新があります。
office365の名称が4/22日からかわりました

最新版のWindows 10をダウンロード
win10
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

■Windows 10のトラブルに対してOSの再インストールを頻繁に使っています。時間はかかりますが確実な修復方法です。USBなどからの更新の方が成功率は高いです。以前のファイルやアプリを残したまま更新が可能です。
OSの再インストールなどをすると正常に動作しなくなるソフトがありますのでその場合、一旦削除してから再インストールが必要です。

Windows Updateで問題が発生した更新プログラムを削除する方法(Windows10)

更新プログラムが正しくインストールされたかを確認する方法

起動しないWindows 10を初期化、復元をする方法

■KBからの番号がわかる場合は Microsoft®Update カタログ 


【Windows 10 190x 64bit】※1903と1909は内部的に同じ
2020年5月12日-KB4556799(OSビルド18362.836および18363.836)
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4556799/windows-10-update-kb4556799
 Internet ExplorerおよびMicrosoft Edgeを使用する際のセキュリティを向上させるための更新。
 マウス、キーボード、スタイラスなどの入力デバイスを使用する際のセキュリティを向上させるための更新
 ユーザー名とパスワードを検証するための更新。
 Microsoft Xbox使用時のセキュリティを向上させるための更新。
 Windowsが基本的な操作を実行するときのセキュリティを向上させるための更新。
 ファイルを保存および管理するための更新。
 Microsoft Office製品を使用する際のセキュリティを向上させるための更新。

2020年5月12日-KB4552931 Windows 10バージョン1903およびWindows Server 1903 RTMおよびWindows 10バージョン1909およびWindows Serverバージョン1909用の.NET Framework 3.5および4.8の累積的な更新

特定定額給付金オンライン申請は年配者には難しい

早速初日に特定定額給付金オンライン申請を行いましたが、日頃からマイナポータルを利用していないと少し難しく感じました。パソコンから申請を行う時に必要なものは個人番号カード、対応したカードリーダー、カメラまたは画像ソフトが必要です。
この申請処理をサポート対象にするとコールセンターは問い合わせで電話はパンクになると思います。

まず現在、個人番号カードを持っていない方はこれを交付申請しなければいけません普及率は10数パーセントですので給付金を急ぐ方は郵送を待った方がいいでしょう。この個人番号カードにはパスワードは2つ設定しますのでこのパスワード入力間違いや忘れも多いでしょう、しかも3回間違えるとロックされますので要注意です。

次に対応したカードリーダー、所定のドライバーを入れて正常に動作させる必要があります、e-taxなどの利用者は問題ありませんが初めての方はハードルが上がります。

最後は口座情報の写真や銀行口座ホームページの画像を作成する作業です、200dpiまでと記載されていますがその意味すらわからないのが普通です、画像処理のスキルが必要になります。若い方はスマホで画像処理スキルがあるので入力項目は増えますがスマホ申請ができます。これらの処理ができる60歳以上の方はある意味「ナウイ」かも知れません。これからは学校で電子申請の方法を授業で行ってもらいたいものです。

【説明動画 PC版】

【申請サイト】
https://myna.go.jp/SCK0101_01_001/SCK0101_01_001_InitDiscsys.form

【説明動画 スマホ版】

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