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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

2022年6月のウインドウズアップデート【定例外】

2022年6月の定例外のウインドウズアップデート

2022/06/30 追記
【Windows 10 64bit】 オプションの品質更新プログラム(手動)
2022-06x64 ベース システム用 Windows 10 Version 21H1 の累積更新プログラム (KB5014666)サイズ: 695.1 MB
https://support.microsoft.com/help/5014666

nVIDIAドライバの更新があります


2022/06/25 記載
■Windows message center
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-health/windows-message-center#2849
※英語版が最新です

【Windows 11】
2022-06x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5014668)サイズ: 276.2 MB
https://support.microsoft.com/help/5014668

【Windows Server 2019】
2022-06x64 ベース システム用 Windows Server 2019 の累積更新プログラム (KB5014669)サイズ: 580.3 MB
https://support.microsoft.com/help/5014669

Microsoft、2022年6月Cリリースを提供開始 ~Windows ServerでWi-Fiホットスポットの問題は解消

尼崎市の紛失したUSB

近くの尼崎市で全市民約46万人の個人情の入ったUSB紛失事案が発生しました。USBにて無断で情報の持出、このコロナ禍で居酒屋で泥酔して紛失と信じられない内容です。受託していたBIPROGY(旧日本ユニシス)がHP上にお詫び文を掲載していますがひな形通りの内容でした。

USB

これに加えて尼崎市の記者会見での担当者の不用意な「13桁のパスワードをかけてある」との発言です。もし悪意のある人物が手に入れた時に桁数がわかればより容易に解読できることになります。桁数はフェイクである事を願っています。

この事件の影響が大きいのが全市民の詳細な個人情報であることです、詐欺グループも尼崎市民に狙いをつけ暗躍する事も考えられます。そのような情報を持ち歩くリスクを考えると身が引き締まる思いになるものですが到底考えられない事案です。このケースの場合は尼崎市側がITリテラシーが欠如していたと思われます。今の所、紛失した本人の申告、BIPROGY、尼崎市の対応は公表したことでセキュリティ対応の手順に沿っています、あとは無事USBが見つかることを願うばかりです。

2022/06/24 15:29 追記
見つかったそうです
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6430488

2022年6月のウインドウズアップデート【定例】

■ 2022 年6月のセキュリティ更新プログラム (月例/日本語解説)
■ Microsoft®Update カタログ   ← KBからの番号がわかる場合
   ↑httpsに対応して更新ファイルのダウンロードが容易になりました

■今日はOfficeの更新があります

■今日はChromeの更新があります
「Chrome」、7件の脆弱性を修正--うち4件は「重要」
https://japan.zdnet.com/article/35188903/

■ グラフィックドライバーは各メーカーサイトで確認します。 AMD NVIDIA

最近毎日のようにウイルス感染メールレポートが各社のメールサーバ(postmaster)へ送付されてきます。それだけ感染が増えていると思われますので、ウイルス対策ソフトの設定に間違いが無いかどうか、定期的なフルスキャンの実行をお勧めします。
「Internet Explorer」が今日でサポートが終了し廃止されます、機能の無効化はまだのようですのでシステム管理者がよく使用するローカルイントラネットの設定は当面必要な様です。Windows と一体となった部分も無効化でスッキリしたいものです。ブラウザはChromeがシェアNo.1でWindows Serverの管理ツールでもChromeをMicrosoftは推奨しています。またIEモードで開発された機能はChromeベースに置き換えるのが多い様ですがEdgeのIEモードは2029年までサポートされるようですのでその間に移行する事になります。

Windows 不具合情報一覧・Windows のリリースの正常性■
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/

■Windows 11をダウンロードする (Windows 11 21H2)
新しい Windows 11 for Business

■Windows 11、ローカルアカウントでセットアップする方法
 (Microsoftアカウントを使用しない)
初期設定画面でShift+F10 キーにてコマンドプロンプト起動
方法1.コマンドを使用する:oobe¥bypassnro、再起動
方法2.タスクマネージャーを使用し「ネットワーク接続フロー」をシャットダウン
「ローカルアカウントで「Windows 11 Home」をセットアップする方法」

■Windows 10 をダウンロードする (Windows 10 21H2)
win10

更新プログラムが正しくインストールされたかを確認する方法

起動しないWindows 10を初期化、復元をする方法

■Windows10 公開が終了した過去バージョンをダウンロードする
https://www.pasoble.jp/windows/10/download-past-version.html

Windows Updateで問題が発生した更新プログラムを削除する方法(Windows10)

■システムファイルに異常が無いかどうか調べる、修復する 【Windows 10、11共通】
システム ファイル チェッカー ツール
-------以下の作業にはコマンドプロンプトまたはPowerShellを使用します-------
1.sfcコマンド(管理者権限) sfc/scannow
2.「Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復できませんでした」と表示された場合は↓↓↓
3.管理者権限で DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
4.確認のため、sfcコマンド(管理者権限) sfc/scannow
最後はクリーンインストールですがサーバー類は簡単にはできないところが悩むところ・・・
■Officeの問題は(更新エラー コード300038-28など) → Microsoft サポート/回復アシスタント
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Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)
悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)で流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する
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【Windows 10 21H2 64bit】
2022-06 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 21H1 の累積更新プログラム (KB5014699)サイズ: 677.5 MB
https://support.microsoft.com/help/5014699

【Windows 11】
2022-06 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5014697)サイズ: 274.4 MB
https://support.microsoft.com/help/5014697

【Windows Server 2019 LTSC】サポート終了日 2029/1/9
2022-06 x64 ベース システム用 Windows Server 2019 の累積更新プログラム (KB5014692)サイズ: 576.1 MB
https://support.microsoft.com/help/5014692
LTSCとは

【Windows Server 2012 R2】サポート終了日 2023/10/10
2022-06 x64 ベース システム用 Windows Server 2012 R2 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5014738)サイズ: 562.4 MB
https://support.microsoft.com/help/5014738

【Windows 2012 server】サポート終了日 2023/10/10
2022-06 x64 ベース システム用 Windows Server 2012 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5014747)サイズ: 407.4 MB
https://support.microsoft.com/help/5014747

※日本語以外表示の場合はブラウザの翻訳機能などを利用します。
※今後のWindows Updateによる更新は順次追記します。
[ 2022/06/15 05:32 ] 雑記 | TB(0) | CM(0)

値上げラッシュ

食品などの値上げ報道が続いています、あまり関心が無かったのですがパソコン周辺機器の値上げになるとそうは行きません。どこメーカーも法人向けは10%~20%の値上げになっています。さらに追い打ちをかけるように一部のサーバーは納期が自動車の様に「要相談」みたいになっています。会社で使うパソコンで納期は約1ヶ月程度で内容により前後しています。値上げと納期延長のダブルパンチ状態です。

値上げラッシュ

今後Windows 11へのリプレイスやWindows Server 2012 のサポート切れで需要は増えると思われますので早めの準備が必要になります。今までは過去の資産を活用できたのにWindows 11の稼働要件で数年以前の機器がバッサリと切り捨てられたので各社を訪問すると取り外されたパソコンが並んでいます。

立ち食いうどんが500円


立ち食いうどんが500円にならないことを願っております。これだけ値上げラッシュが続いているのに増えない収入、なんとかならない物ですかね・・・

やたら増えたDXと言うワード

システム会社等からの企業への売り込みでDXと言うワードが増えてきました。よく見ると従来の資料の上段に「DX(デジタルトランスフォーメーション)が会社を変える」を付け加えただけの資料、内容としてDXについては何も触れずソフトの説明に終始する資料など様々です。経営者もDXと言うワードには何故か敏感のようで、導入の可否について相談が増えました。

システム屋から見れば、現状のままで高い生産性を維持している業務は沢山あります、無理してデジタル化するにはそれなりのコストがかかります、そこがシステム会社の儲けどころですが・・・いざ導入となると社内の人材不足に気づく事になります。
DX化
デジタルトランスフォーメーションとは

システム開発にはシステム会社のSEさんと一緒に現場の聞き取りなどを行って要求定義という「このようなシステムを作りたい」という見える形にします。自社で優秀な人材がいればこの部分のコストも抑えられますがほとんどの企業が高いコストをかけまた数ヶ月も時間をかける事になります。この工程を上流工程と言うのですがシステム開発ではこの部分の人件費が高いのです。

DXと言うワードに惑わされる事無く常に業務改善を行っている会社が高い生産性を維持しているように思います。
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