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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

2022年12月のウインドウズアップデート【定例】

■ 2022 年12月のセキュリティ更新プログラム (月例/日本語解説)
■ Microsoft®Update カタログ   ← KBからの番号がわかる場合  
■Microsoft Officeの更新があります
  Microsoft 365 Apps の更新履歴

今回のWindows 10の更新は2GBを超えるデータ量でしたのでネットワーク負荷が懸念されます。Windows 11への更新はWindows 10搭載PCの出荷が無くなってきたのでゆっくりではありますが進んでいます。今回の更新でActive Directory環境下のドメインへアクセスできない、DCがフリーズすると言うWindows Server 2019にて発生していたドメイン コントローラのメモリリーク問題 ( LSASS.exe )へ対処しました。これで頻繁な再起動などの負荷が軽減されます。何故か毎年この時期になるとにパソコン、サーバーなどの故障の問い合わせが増えているような気がしています。昨年は年末に重大インシデントが発生したので今回の年末年始は無事に過ごせる事を願っております。

KB5021237


■【Win11】Windows 11をダウンロードする (Windows 11 22H2)
新しい Windows 11 for Business

■【Win10】Windows 10 をダウンロードする (Windows 10 22H2)
win10

■【Win11】Windows 11、ローカルアカウントでセットアップする方法(FAQ)
※準備としてLANケーブルを接続しないでセットップ
※「ネットワークに接続しましょう」で画面下段にて「インターネットに接続していません」表示がある場合はここからローカルアカウント設定ができます。
※「インターネットに接続していません」が表示されない時は以下の方法をお試し下さい。
(方法1)[ネットワークに接続しましょう]画面に到達したら[Shift]+[F10]キーを押して「コマンド プロンプト」を起動。「taskmgr」コマンドを実行し、「タスク マネージャー」を開きます。

「タスク マネージャー」を[詳細]モードに切り替え、[プロセス]タブで「ネットワーク接続フロー」というプロセスを探します。見つけたらそれを選択し、画面右下の[タスクの終了]ボタンでプロセスをシャットダウンします。

[このデバイスを使うのは誰ですか?]というローカルアカウントの作成画面に遷移します。
(方法2)[ネットワークに接続しましょう]画面に到達したら[Shift]+[F10]キーを押して「コマンド プロンプト」を起動。「oobe¥bypassnro」コマンドを実行し再起動からもローカルアカウントでセットアップが可能です。

■【Win10・Win11・Server】システムファイルに異常が無いかどうか調べる、修復する(FAQ)
https://capacitor.jp/blog-entry-536.html

Windows 不具合情報一覧・Windows のリリースの正常性■
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/

更新プログラムが正しくインストールされたかを確認する方法

起動しないWindows 10を初期化、復元をする方法

■Windows10 公開が終了した過去バージョンをダウンロードする
https://www.pasoble.jp/windows/10/download-past-version.html

Windows Updateで問題が発生した更新プログラムを削除する方法(Windows10)

■Officeの問題は(更新エラー コード300038-28など) → Microsoft サポート/回復アシスタント


全PC共通----------------------------------------
〇Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)
悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)で流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する

OS別更新情報-------------------------------------
【Windows 10 22H2 64bit】
2022-12 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5021233)
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 692.6 MB
https://support.microsoft.com/help/5021233
2022-12 .NET 6.0.12 Security Update for x64 Client (KB5021954)
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 1364.0 MB
https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=2181179&clcid=0x409
2022-12 x64 (KB5021089) 向け Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 127.8 MB
https://support.microsoft.com/kb/5021089

【Windows 11】
2022-12 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5021255)
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 267.0 MB
https://support.microsoft.com/help/5021255
2022-12 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows 11, version 22H2 用) (KB5020880)
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 55.1 MB
https://support.microsoft.com/kb/5020880

【Windows Server 2019 LTSC】サポート終了日 2029/1/9
2022-12 x64 ベース システム用 Windows Server 2019 の累積更新プログラム (KB5021237)
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 594.2 MB
https://support.microsoft.com/help/5021237
2022-12 .NET Framework 3.5、4.7.2 および 4.8 の累積的な更新プログラム (x64 向け Windows Server 2019 用) (KB5021085)
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 156.8 MB
https://support.microsoft.com/kb/5021085
LTSCとは

【Windows Server 2012 R2】サポート終了日 2023/10/10
2022-12 x64 ベース システム用 Windows Server 2012 R2 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5021294)
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 569.6 MB
https://support.microsoft.com/help/5021294
2022-12 Windows Server 2012 R2 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB5021093) 最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 132.4 MB
https://support.microsoft.com/kb/5021093

【Windows 2012 server】サポート終了日 2023/10/10
2022-12 x64 ベース システム用 Windows Server 2012 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5021285)
最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 413.2 MB
https://support.microsoft.com/help/5021285
2022-12 Windows Server 2012 (x64 版) 用 .NET Framework 3.5、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB5021092) 最終変更日時: 2022/12/13 サイズ: 113.2 MB
https://support.microsoft.com/kb/5021092

※日本語以外表示の場合はブラウザの翻訳機能などを利用します。

システムファイルに異常が無いかどうか調べる、修復する

ウイルスに感染したパソコンでウイルス対策ソフト等を使ってウイルスを削除した時などに正常に動作しない、起動時にスタートアップの読み込みが遅い、できないなどパソコン不具合があると思われるときに以下のコマンドを使用して回復する事があります。特にサーバー関連では定期的に実行します。(事前に物理的な点検が必要です)

DISM

1.管理者権限にてコマンドプロンプトまたはPowerShellを使用します
2.sfc/scannow を実行します → 修復できれば OK
3. 「Windowsリソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復できませんでした」と表示された場合は
4.DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth → 100%でOK
5.エラー: 0x800f081f ソース ファイルが見つかりませんでした。
機能の復元に必要なファイルの場所を指定するには、"Source" オプションを使用してください。ソースの場所の指定の詳細について は、http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=243077 を参照してください。
6.dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /source:\\【コピー元のPCまたはserver名】\C$\Windows → 100%でOK

これでも解決しないときは再度物理的な故障も想定して修復します
パソコンでしたらUSBなどのツールを使ってOSの再インストール
サーバーはインストールディスク、WindowsImageBackupから修復またはOSの再インストール
システム ファイル チェッカー ツールで行います【Microsoftのサイト】
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