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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

2023年6月のウインドウズアップデート【定例外】Cリリース

【Windows 10 22H2】
2023-06x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5027293)
最終変更日時: 2023/06/27 サイズ: 755.2 MB
https://support.microsoft.com/help/5027293

【Windows 11 22H2】
2023-06 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5027303)
最終変更日時: 2023/06/27 サイズ: 299.7 MB
https://support.microsoft.com/help/5027303
 
「Windows 11 バージョン 22H2」における主な新機能は、以下の通り。
一部の簡体字中国語フォントと「Microsoft Pinyin Input Method Editor」(IME)が「GB18030-2022」に対応
[スタート]画面で「Microsoft アカウント」通知バッジの展開を拡大
「エクスプローラー」でローカルファイルの共有が改善。「Microsoft Outlook」連絡先へすばやくメール共有できる
タスクトレイのネットワークアイコンにVPN接続を示す「盾」アイコンを追加
タスクトレイの時計に秒まで表示するオプション

Windows 10においてCリリースは次月の定例Windows Updateの機能改善を事前にテストするために公開されます、社内システム管理者やパワーユーザーが事前テストするため、または不具合の解消のために適用します。従ってPCに問題の無い一般ユーザーは適用する必要はありません。

■ 2023 年6月のセキュリティ更新プログラム (月例)
msrc

■ Microsoft®Update カタログ   ← KBからの番号がわかる場合  

社内システム管理者におすすめのメーラー

メーラーの国内シェアはGmailがトップで次にOutlookです。シェアトップのGmailはセキュリティは強固ですが反面Outlookでは受信できてもGmailは受信できないメールが発生しています。2022年11月からGoogleでは新規の送信者から個人用 Gmail アカウント宛てのメールをランダムにチェックして認証されたメールであることを確認しています。認証方法が一つも設定されていないメールは、5.7.26 エラーで拒否されるか、迷惑メールに分類されます。

メールの認証状況を簡単に確認するにはGmail、ヤフーメールを利用します。Gmailは5つ、ヤフーメールは6つまで他社のアカウントを登録できます。認証状況の確認方法は次の通りです。

メール認証情報の確認方法
1.Gmailを開きます
2.メール右上の縦3つの「その他」を開きます
その他Gmail

3.「メーセージのソースを表示」で以下を確認します
gmailその他

  SPF、DKIM、DMARK
  全てで「PASS」かつDKIMのドメインが正しいかどうかを確認します
  ※巧妙な「なりすましメール」ではドメイン名をが酷似したものを使用するので注意します
4.現在、送信側では「SPF」のみ対応しているケースが多いようでこの一部が5.7.26 エラーで拒否または迷惑メールに分類されます
5.ヤフーメールでは「このメールの認証情報」を開きます。

社内システム管理者のメールは公開されるケースが多く攻撃者から標的になりやすく様々なメールが送信されてきます。Gmailはセキュリティが強固な上に送信されるメールはメール認証のSPF、DKIM、DMARKをすべて実装しています、Gmail、ヤフーメール同等のメールサーバーを構築、保守するのはコストがかかるります。社内システム管理者は無料で使用できるGmail、ヤフーメールを活用するようにお勧めします。

必要なスキル
1.Gmail、ヤフーメールにアカウントを追加できる
2.SSL、TLSの一般的な知識
3.SPF、DKIM、DMARKの一般的な知識
4.SPF、DKIM、DMARKの弱点

自社のメールサーバーへのSPF、DKIM、DMARKの実装にはDNSに関する知識が必要でレンタルサーバーを利用している場合サーバー側で未対応のケースも多くあります。
運用にはDMARKレポート解析ツールがあった方が管理が容易になります
メール関係では上記の他にARC、MTA-STS、安心表示関係でBIMIなどがあります。

Wi-Fiパスワードの調べ方

先日、知人からノートパソコンが「ネットに繋がらない」「Wi-Fiが繋がらない」と言うので訪問すると間違って何度も試した痕跡があり。「パスワードを教えて下さい」と言うと「わからない」「紙がどこにあるかわからない」などと言ってきます。

Wi-Fiパスワード

Wi-Fiパスワードの調べ方(コマンドプロンプトから)

1.Windowsキー+r を同時に押します
2.cmdと入力しOKを押します。
3.netsh wl sh pと入力しエンターを押します
4.ユーザープロファイルに過去に接続したSSIDが表示されます。
5.netsh wl sh p k=clear {パスワードを見たいSSID}と入力します。
6.セキュリティ設定---主要なコンテンツにパスワードが表示されます。
7.最近のスマホでも接続したパスワードを確認できます。(方法は機種によって違います)

最近は接続がWi-Fi中心ですので覚えておきたいコマンドです。
netsh wl sh p
netsh wl sh p k=clear

2023年6月のウインドウズアップデート【定例】

今日のWindows Updateでは.NET関連2本のUpdateと累積更新プログラムがあります。そのうちのどれかが更新されると「今すぐ再起動」と表示されますが、全てで「再起動の保留中」または「完了」が表示されるまで待ちます。途中で再起動しても再び更新することになり二度手間になります。またOfficeの更新もありますので忘れず更新しましょう。各メーカーのドライバーやBIOSアップデートなども確認をします。

さすがにメモリ搭載4GBのパソコンは少なくなりましたがTV通販などでは未だに販売されています、Windows 11でしたらメモリ8GB以上、CPUはCore i5(12世代以降)以上、SSDドライブ搭載PCが快適に使用できます、特に12世代で飛躍的に性能向上したCore i5はコストパフォーマンスが良くお勧めです。

Windows10 21H2のサポートが今日で終了します、またWindows 2012 server(Windows 8相当)、Windows Server 2012 R2(Windows 8.1相当)のサポートが今年の10月10日で終了します同じ環境でリプレイスする場合はWindows server 2022への移行になります、クローズ環境では継続使用したいところですがChromeなどの各種ツールが未対応になるなど依存している環境ではリプレイスが必要です。社内システム管理者は計画的に対応することが求められます。Windows 11が昔のWindows 8、Vistaのように思えてWindows 12の登場への期待が高まります。

■ 2023 年6月のセキュリティ更新プログラム (月例)
msrc

■ Microsoft®Update カタログ   ← KBからの番号がわかる場合  

■今日はMicrosoft Officeの更新があります
■Microsoft 365 Apps の更新履歴

■【Win11】Windows 11をダウンロードする (Windows 11 22H2)
新しい Windows 11 for Business

■【Win10】Windows 10 をダウンロードする (Windows 10 22H2)
win10

■【Win11】Windows 11、Microsoftアカウントを使用しないでローカルアカウントでセットアップする方法(FAQ)
「ネットワークに接続しましょう」画面で下段に「インターネットに接続していません」が表示がある場合はここからローカルアカウント設定ができます、表示されないときは[ネットワークに接続しましょう]画面に到達したら
[Shift]+[F10]キーを押して「コマンド プロンプト」を起動。
「oobe¥bypassnro」コマンドを実行し再起動し最初からセットアップを進めると表示されます。
【手順】「インターネットに接続していません」→「制限された設定で続行」→「ライセンス契約」→ローカルカウントのユーザー名の入力と進みます。

■【Win10・Win11・Server】システムファイルに異常が無いかどうか調べる、修復する(FAQ)
https://capacitor.jp/blog-entry-536.html

Windows 不具合情報一覧・Windows のリリースの正常性■
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/

更新プログラムが正しくインストールされたかを確認する方法

起動しないWindows 10を初期化、復元をする方法

■Windows10 公開が終了した過去バージョンをダウンロードする
https://www.pasoble.jp/windows/10/download-past-version.html

Windows Updateで問題が発生した更新プログラムを削除する方法(Windows10)

■Officeの問題は(更新エラー コード300038-28など) → Microsoft サポート/回復アシスタント


全PC、一部サーバー共通----------------------------------------
〇Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)
悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)で流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する

OS別更新情報-------------------------------------
【Windows 10 22H2 64bit】サポート終了日 2025/10/14
2023-06 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5027215)最終変更日時: 2023/06/13 サイズ: 744.1 MB
https://support.microsoft.com/help/5027215

【Windows 11】
2023-06 Windows 11 Version 22H2 x64 ベース システム用の累積更新プログラム (KB5027231) 最終変更日時: 2023/06/13 サイズ: 288.6 MB
https://support.microsoft.com/help/5027231

【Windows Server 2019 LTSC】サポート終了日 2029/1/9
2023-06 x64 ベース システム用 Windows Server 2019 の累積更新プログラム (KB5027222) 最終変更日時: 2023/06/13 サイズ: 599.2 MB
https://support.microsoft.com/help/5027222

【Windows Server 2012 R2】サポート終了日 2023/10/10
2023-06 x64 ベース システム用 Windows Server 2012 R2 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5027271) 最終変更日時: 2023/06/13 サイズ: 572.0 MB
https://support.microsoft.com/help/5027271

【Windows 2012 server】サポート終了日 2023/10/10
2023-06 x64 ベース システム用 Windows Server 2012 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5027283) 最終変更日時: 2023/06/13 サイズ: 416.3 MB
https://support.microsoft.com/help/5027283

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