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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

ノートパソコンの修理

先日ノートパソコンが壊れたとの相談を受けました。通常でしたらすぐに「新規パソコンに入れ替え」とするところですが、社長さんの「お気に入りのパソコン」らしく「なんとかならないかと」の依頼です。Dellのノートパソコンstudioという機種です。メーカーサポートへ出す前に修復にトライしました。

ノートパソコン


お預かりして起動してみると、起動時にブルースクリーン(Blue Screen of Death)です。略してBSoDとも言います。ここで表示されるメッセージを解析するためのBlueScreenViewというソフトもありますがBSoDのエラー情報は経験上あてになりません。セーフモードで起動するのでディスクチェックをするとエラーが・・・・・以下はその顛末

chkdskにてエラーを回復

再起動して通常モードで起動はするが途中でBSoD
ディスクに再度エラーということでHDDをSSDに交換(HDDが故障と思っている)

放熱が悪いと思い分解清掃(念のため)

OSクリーンインストール、Windowsファイルの展開中(15%)で止まる(他を疑う)
エラーコード: 0x80070570 必要なファイルをインストールできません。ファイルが破損しているか見つからない可能性があります。インストールに必要なすべてのファイルが利用可能であることを確認し、インストールを再実行して下さい。


BIOSフラッシュ---効果無し

メモリのチェック---異常なし

メモリの入れ替え---大当たり 以後問題無くインストール完了 SSDのエラーも解消

※今回のメモリエラーまたはメモリソケットと思われる原因で発生したエラー一覧
※(注)メモリ関連以外でも発生する可能性があります。
HDDエラー、BSoD
インストール時のエラーコード: 0x80070570
Intel SSDのToolboxの診断用完全スキャンでデータの整合性 「エラー:データの不一致が検出されました。支援が必要な場合には、リセラーや 地元のインテル担当者にご連絡ください。」

地元のインテル担当者って誰でしょうか?各市町村に配置されているのでしょうか? インテルのサポートに連絡して見ました、結局は自分で解決したのですが対応は意外に良かったと思います。
社内システム管理者が対応するにはコスト(人件費)がかかりすぎます。やはり問題のあるパソコンはメーカーサポートか機器の入れ替えがおすすめです。

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