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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

ネット監視

先日テレビを見ていたら「アンドロイド端末で彼氏が追跡できる」カレログが話題になっていました。当初は通話記録まで見えたらしいです。仕組みからすると通話記録以外にもアンドロイド側でオープンになっている情報は取得できるわけで、監視がきびしいとのクレームから機能を制限しているようです。別に彼氏で無くても「営業マン」に持たせて管理職が確認するには最適のアプリかも知れません。カレログとはうまく考えたものです。海外のスパイ映画でよくあるシーンを思い出します。結局は逃げられなくて「消される」のでしょう!?

I love sony


社内でパソコンなどのメール設定をしていると「私のメール、のぞき見してるでしょ?」「だれかに報告しているの」などと聞かれます。「いいえそんなことしてないですよ」と言うのですが信じてもらっている感じではありません。ユーザーはシステムでどこまで何が監視できるかはっきりとはわかっていませんのでそのようなうわさがあることでメールの私的使用にある程度歯止めがかかります。実際はシステム担当者が一日数千通のメールの中身を閲覧するわけではなくデータベースに保存して何かあった時に検索をかけて取り出します。システム担当者はアクセス記録が取られますのでアクセスは問題があった時に限られます。ところが一人だけすべて可能な方が「システム管理者」と呼ばれる「Administrator」「root」権限を持った方です。このような事からもシステム管理者は信頼できる人材が求められます。


パソコン

それではどこまでユーザーの監視ができるのでしょうか。会社ではメールの送受信、ファイルへのアクセスログ、基幹システム使用履歴、画面の取得、IPフィルタリングが一般的です。メールの送受信はレンタルサーバーでは工夫が必要ですが、セキュリティ関連のベンダーさんに電話すればすぐに飛んできます。費用に応じてピンからキリまで機能があります。使用するツールにもよりますが、ユーザー画面の閲覧、操作の制御からメールの傍受などできないことはありません。新しいサーバーが増えたら監視用かも・・・会社のパソコンで業務中にゲームをしているとお呼び出しになるかもしれません。

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