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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

個人情報収集のプログラム「PRISM」

アメリカの政府機関が、テロ対策として、大手の通信会社やインターネット関連企業から、個人の電話の通話記録や電子メールの内容などを収集していたと、イギリスやアメリカの新聞が報じたもので、アメリカ政府もこの活動の存在を認めました。その収集プログラムが「PRISM」と呼ばれています。このことは社内システム管理者が社内情報や外部とのやりとりの情報が全て解るのと同じ事です。

USA


社内システム管理者をしていた時によく「私のメール見ているんでしょう?」「今何をやっているかわかるんでしょう?」とよく聞かれました。色々な管理ツールを導入、設定する本人ですから見ようと思えばいつで閲覧できますが実際にはそのような事はしません。大抵の会社ではシステム管理者は消せない場所にアクセス記録が残るようになっています。社内規則などにおいても興味本位の閲覧は禁止になっています。このようにログが残る事はある意味では管理者の身を守ることにもなります。

社内システム管理者を置く企業は恐らく人数も多くメールは一日に数千通以上にもなります。管理者は定期的に必要に応じてキーワードフォルターを使って引っかかったメールを確認するのみです。所属長から社内規則に従って特定の人物の調査を依頼されたらPCの操作ログ、メール情報、アクセス記録、印刷記録などを提出します。映画エネミー・オブ・アメリカのようにこの程度でしたらページの右上のフリーソフトでもPC監視が可能です。企業では当たり前の事がニュースになって驚いています。と言うことでアメリカのシステム管理者は以前にも言いましたがNSAなのです。日本には未だ日本のシステム管理者はいないようです。


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