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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。社内システム管理者、中小企業の経営者向け情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

不正送金ウイルス感染PC、日本に15万台超

国内でGameOver Zeusにこれだけ感染しているとは驚きです。さすがにXPサポート終了で銀行も最新OSに対応したインターネットバンキングのシステムを提供しています。以前は開発費がかかるため銀行や証券会社によっては遅れ遅れの対応になりがちでした。

感染を待つ

15万台という情報はアメリカFBIから発信されました。先月からマイクロソフト社の協力を得て大がかりな調査をしていましたが結果がでたのでしょう。削除にはWindows7まででしたらMicrosoft Security Essentials(無料)が確実です、Windows8はこの仕組みが組み込まれていますので不要です。社内システム管理者は今一度パソコンのウイルスチェックをするようにユーザーに徹底しましょう。

インターネットバンキングに係るマルウェアへの感染者に対する注意喚起の実施(総務省)

(読売新聞より)
警察庁は18日、インターネットバンキングの不正送金被害を引き起こす「ゲームオーバー・ゼウス」と呼ばれるウイルスに感染したパソコンが日本国内に少なくとも15万5000台あると発表した。

 米連邦捜査局(FBI)が感染したパソコンのIPアドレス(ネット上の住所)を特定し、日本側に伝えてきた。今後、プロバイダーを通じて利用者に連絡し、ウイルスの駆除を呼びかける。

 同庁によると、世界で100万台が感染している可能性もある。米側の分析では被害は既に100億円を超えている。FBIは5月から感染パソコンの割り出し作業を続けており、日本国内の感染台数がさらに増える可能性もあるという。

 国内での不正送金被害は急増しており、5月9日現在で14億円超。同庁はゲームオーバー・ゼウスが原因のケースもあるとみている。
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