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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

ルータの脆弱性にDDoS(ディードス)攻撃が発生

今回の攻撃対象はプロバイダーのサーバーです。その攻撃によってプロバイダー対処するまでネットが使えなくなります(通信障害)、愉快犯か別の目的があるかも知れません。報道によるとルーターのファームウエアを最新にしておけば対策されているようです。ルーターメーカーのサポートページに更新ファームウエアがあります。(バッファローに関してはこちら)
ルーター
【参考イメージ / 画像クリックでバッファローダウンロードページへ】

エージェントが知らないうちに侵入し指示を待っているパソコンが世界中に多数あります。そこに攻撃者が目標と規模のシグナルを送ると攻撃目標のサーバーへDDoS攻撃をしかけ業務を停止させます。このような特定の目標を攻撃するDDoS(ディードス)はアンダーグラウンドで売買されているようです。対策としては国内のセキュリティ会社で常時モニタリングしてネットワーク監視する固定IP使用の法人向けのサービスがありますがそれなりの費用がかかります。

ルーターには外部からのアクセスを記録する機能があります。分析にはスキルが必要ですが社内システム管理者は定期的にグローバルおよびローカルネットワーク状況を監視する必要があります。最近では負荷をかけずにモニタリングできる法人向けの仕組みが多数販売されています。価格も以前に比べると安くなってきましたが、管理は地味な仕事ですのでシステム管理者の意欲、使命感、スキルに依存することになります。
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