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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

ExcelやWordなどのOfficeからOffice 365へ

現在販売されているOfficeは主にパッケージ版、バンドル版、DSP版などが中心ですが今年の秋モデルから欧米のようなOffice 365のサブスクリプション契約を中心としたライセンスに移行します。日本ではパッケージ版、バンドル版(プリインストール版)などのいわゆるセット販売が主流で一度購入したらパッケージ版は永久、バンドル版はPCの寿命まで使用できます。

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Officeパッケージ版は個人でデスクトップとノートPCのなどにインストールして個人使用することを目的としているので会社で2台というような使い方を前提とはしていません。ライセンス違反にもなりますので法人では注意が必要です。ライセンス違反の多くは内部告発によって発覚しますので法人はVolumeライセンスを利用しましょう。数年前ですがある東証上場のシステム会社(S社)は上場審査中に内部告発によりライセンス違反が発覚して数年間上場が遅れました。コンプライアンス面でも社内システム管理者はライセンスについて正しい知識を持つ必要があります。

クラウド、モバイルへシフトしている現状では機器、ユーザー管理、セキュリティの総合的な知識、ノウハウが管理者には必須になってきています。先日のMicrsoft Partner Conferenceではクラウドファースト、モバイルファーストと言っていました。私の回りのユーザーもモバイル、タブレット、PCなど多彩なデバイスを使う方が増えてきました。


【2014/09/22】
Office2013について質問を受けました。パッケージ版Office2013はMicrosoftアカウントで2台までインストールできます。これはデスクトップとノートPCなどのように個人利用に限って許諾されています。法人で2台ににインストールすることは厳密に言えばライセンス違反です。法人はボリュームライセンスを利用するようにしましょう。監査や上場審査ではランセンス内容と機器(資産)管理が適正であるか調べます。

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