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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

社内システム管理者の評価

先日ある会社のシステム管理者と話をしたとき、「パソコンの修理や入替は評価がされない」と言っていました。社内システム管理者の中には「パソコン修理屋」を開店できるほどのスキルを持った方もいますが今回のケースでは管理PC数が全国で数百台規模で専任管理者は2名体制ですので十分なサポート体制とは言えないようです。

作業風景

法人でのデスクトップパソコン一台当たりの予算は最低でも20万円ぐらいは欲しいものです。本体、モニタ、周辺機器、ソフト、セットアップ費(キッティング費用含む)などの合計額になります。基幹システムのDBライセンスなどが高価な場合40万円以上になることもあります。また金融機関、医療施設などのキーボードは2万円前後しますので自社にあった予算の算出が必要です。

社内システム管理者はシステムだけではなく会社全体のシステム予算の作成と毎月の実績との差異を管理する必要があります。新規PCを導入する予定が修理した中古機で賄えると予算との差異が発生(コスト削減)するので努力が見えるようになります。つまり予算が無いと「評価されない」と思うようになりコスト削減が進みません。ITILでもシステム管理者には戦略的、財務管理的な要素が要求されています。
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