法人向けのパソコンでは開発元指定(例えばメーカー系電子カルテや業務システム)でなければ購入先はDELLかHPが多いようです。サーバーでも私の取引先ではこの2社が大半を占めます。サーバーでは発注のしやすいHP、構成が複雑なDELLといったところでしょうか。サーバーでもシステム管理者や開発者が発注するのですがDELLのサーバーは発注が難しいとよく聞きます。

さてパソコンですがこの2つのメーカーでは今でもWindows 7 Professional 32bit版が入手できます。いわゆるダウングレード権を使いWindows 7で納品されます。これから新入社員を受け入れる時期ですのでこの2社の内容を比べてきました。
発注ロットは1台から数台程度とします。保守は延長保証を想定しています。
価格:同等のスペックではHPの方が少し高いようです。
DELLはモニタとセット販売が主流でしたが最近モニタ無しが増えてきました。法人ではモニタの使い回しが多いので変化してきているようです。
保守:細かなレベルがあるDELL、わかりやすいHP
DELLの保守サポートは曜日、時間、内容などのサービスレベルに応じて細かく価格設定がされており選択するのに苦労します。HPは365日24時間などと分かりやすいのが特長です
保守料金:DELLがサービスレベルの設定がいくつかあるので安く感じます
DELLの場合モニタとのセット販売が多いのでモニタも保守対象になりますが、HPでは別売りのモニタ保守に入らないと対象にはなりません。
法人の場合はサポートはどちらも国内のサポートセンターです。一般的な法人のサポートレベルは「翌営業日オンサイト」です。例えば月曜日に故障して連絡をすると一次切り分けを行って航空便で部品を発送、翌日のサービスマン派遣手配をします。そして火曜日に修理という手順です。メーカーは部品を常にストックしています。以前富士通のサーバーが故障したときはほとんどの部品がバイク便で届き必要な部品を交換して数時間で復旧しました。さまざまなサービスレベルがあるので自社にあったものを選びます。
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