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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

今月のWindows 10 Fall Creators Updateについて

2017年10月17日に大型アップデート「Windows 10 Fall Creators Update 1709」が一般に提供されます。未だに1703が適用されていないPCも見受けられます。今月は10月11日(水)にWindows Updateが実施され Microsoft Office 2007のサポートが終了します。先日も2017-09 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1703 の累積更新プログラム (KB4040724)が適用されたばかりです。

Windows 10 Fall Creators Update 1709にて強化された機能の一つに「OneDriveとオンデマンド同期」があります。OneDriveを利用していないユーザーには何のメリットもありませんが私たちシステム屋ではパソコンを複数台使用しますのでOneDriveは重宝しています。

OneDriveはマイクロソフトのクラウド上のサーバにマイドキュメント、画像、ビデオなどのデータを置いて各パソコン上(デバイス)でデータを閲覧、編集、作成などをします。Windows PCの場合はそれなりの容量があるので500GBでも問題ありませんが容量の少ないパソコンの場合は同期するフォルダを絞る必要がありました。今回の機能更新でエクスプローラで「すべてのファイルが表示される」ようになりクラウド上で編集するかダウンロードするかを選択でき現在の状態をアイコン表示できるようになりました。これにより容量少ないパソコン、スマホ、タブレットでの利用がより便利になりました。

このようなOneDriveの機能が可能になったのはMicrosoftさんのサーバ能力の向上と思われます。数年前までMicrosoftさんのサーバーはシンガポールにあってoffice365を法人へ提案したとき「動作が遅い」ので断られた事があります、今はその時にくらべてGoogleさんと遜色ないほどになっています。
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