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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

統合脅威管理(UTM)と言うセキュリティ機器

UTMはネットワークの出入り口に設置して流れるデータをチェックして定義にマッチする不正な通信があればそれなりの対処をするルーターと同じぐらいの大きさの機器で費用は月額数万円から数十万円かかります。設置するとネットワーク通信が遅くなるという弊害があります。

会社にシステムに詳しい人が居ないとわかると出入りの業者は「御社はセキュリティ対策されていますか」と言ってUTM(Unified Threat Management)と言う機器を勧めてきます。真面目な営業マンなのでしょう。しかし勧める営業マンがセキュリティ対策について詳しい訳では無くこちらから質問すると「持ち帰って確認します」と言って二度と勧めにはきません。よく「UTMを導入しようと思うのですが」相談を受けます、勧められた経営者は「万能のセキュリティ機器」と思っているので勘違いしなうようにいつも「おまじない程度ですよ」と答えています。本当にそれで防げたら各企業、家庭に普及しているはずです。

対策はセキュリティが強固になったWindows 10を利用する、
サーバー、パソコンのバックアップを取る
Windows Updateにて常に最新の状態にする
企業では所定以外のソフトをインストールしない
社内規程、規則を作りその通り運用する

MSATP
Windows Defender ATP セキュリティ スコア(動画)

今の時代、悪意のある攻撃者から狙われたら防ぐ事はほぼ不可能と言われています。Microsoftのセキュリティ研修ではすでに侵入されている企業は約70%、侵入されてから48時間前後で全てのPCの乗っ取りが可能だそうです。研修会では侵入から各パソコンの乗っ取り手順を実演し次にそれに対して対策を勉強します。サイバー攻撃を受けることを前提にし、素早く復旧して被害を最小限にすることが要求されています。

Windows Defender ATP セキュリティ スコア
https://t.co/tS5VPZTINA
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