FC2ブログ

システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

経験が必要な問い合わせ

「パソコンが遅い」と言われますとすぐに時計見て時間を見る癖がついています。理由はこの対応には時間がどれぐらいかかるか予想が難しいからです。基本的にはユーザーと一緒に現象を確認する事からスタートです。電話サポートやリモートサポートで解決できれば良いのですが、一緒に現象確認やユ-ザーから聞き取りを行う事が必要になり、遅いという基準が無いので「以前より遅い」「なんとなく遅い」「とにかく遅い」とユーザーごとに内容は様々です。

話は変わりますが自動車サービス担当の方では「異音がする」の対応に手間がかかると言われているようです。症状が明確な時は問題無いのですが「時々変な音がする」などでは一緒にドライブすることになります、パソコンのように「仕様」で逃げることはできませんのでこのような対応には長年の経験が必要になります。

メンテナンス

パソコンは新しいソフトを入れたり、使い続けると遅くなります。定期的にメンテナンスをすることで遅くなることは防げます、法人向けでは会社ごとにメンテナンス方法を標準化していますので1台当たり約1時間ほどかけて実行するとほぼ「遅い」問題は解消されます。会社、部署ごとに基幹システムや使用目的が違うのでそれぞれに最適化したメンテナンスを行います、エラーやドライバーの不具合のあるパソコンでは2時間以上かかる場合もあります。この「パソコンが遅い」の対応には長年の経験が1番役に立っています。自動車には「日常点検」があるようにパソコンにも「日常点検」をして欲しいものです。
関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

月別アーカイブ