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システム屋さんの忘備録

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ファームウエアアップデートを勧めない営業

大手のベンダーから高い費用をかけて導入したセキュリティ製品ではルーター、UTMサンドボックス、専用回線、ハブなど一式で更新します。それらを導入したときに保守体制や機器の取扱について説明を受けますがUTM本体以外は通常のYAMAHAのルーターであったりどこでも使用されている汎用品です。

ベンダー営業マンに汎用機器の「ファームウエアアップデート」について質問すると大抵「そのままで運用してください」の返事が返ってきます。後日ベンダー技術者に確認すると「更新したほうがいいですよ」と返事が返ってきます。現場の社内システム管理者は責任がありますので迷います。

RTX830
参考サイト/ひろたの備忘録 様:YAMAHA ルーター RTX830 設定ファイルをUSBメモリにバックアップします。
※Configファイル(設定ファイル)のバックアップを推奨します。

ファームウエアアップデート、ドラーバー更新、セキュリティ更新などは社内システム管理者の重要な業務です、答えは「なるべく更新した方がよい」です。汎用機器は多く普及しており問題点が発生するとファームウエアで対応します、セキュリティ問題も更新されることがあります。

先日ベンダー営業の言葉を鵜呑みにして頑なに更新しない社内システム管理者に遭遇し対応に苦慮しました。「昭和の営業マン」の言葉を鵜呑みにする典型的なタイプです、そのような管理者は自ら汎用機器のログや動作を確認して問い合わせ行動することができていないと思われます。そこでChatGPTに聞くと・・・

chatgpt

Q:YAMAHAのルーターのファームウエア更新はしたほうがいいですか

一般的に、ルーターのファームウェア更新はセキュリティや機能の向上のために推奨されます。ファームウェアはルーターのOSに相当し、定期的にアップデートされることで、セキュリティの脆弱性の修正や新しい機能の追加が行われます。

以下は、YAMAHAのルーターのファームウェア更新のメリットについての一般的な理由です:

セキュリティの向上: ファームウェアのアップデートにより、以前のバージョンのセキュリティの脆弱性が修正され、新たなセキュリティ対策が追加されることがあります。これにより、悪意のある攻撃やハッキングからルーターを保護し、ネットワークの安全性を向上させることができます。

機能の向上: ファームウェアのアップデートにより、新しい機能や改良された機能が追加されることがあります。これにより、より便利で使いやすい機能を利用できるようになったり、ネットワークの性能や信頼性が向上する場合があります。

互換性の向上: 新しいデバイスやネットワーク規格が登場すると、ファームウェアのアップデートが必要になることがあります。最新のファームウェアに更新することで、新しいデバイスやネットワーク規格との互換性を確保できるようになります。

ただし、ファームウェアのアップデートには注意点もあります。例えば、アップデートが失敗した場合にルーターが正常に動作しなくなる可能性があるため、十分なバックアップを取るなどの準備が必要です。また、正しいファームウェアを選択し、正しい手順に従ってアップデートを行う必要があります。

したがって、一般的にはセキュリティや機能の向上のために、YAMAHAのルーターのファームウェア更新を推奨しますが、注意点を守って行うようにしてください。YAMAHAの公式ウェブサイトやカスタマーサポートにお問い合わせいただくか、公式のアップデート手順を参照してください。

・・・・・今はこの答えが正しいかどうか判断する能力が要求されています。もっともらしい回答ですので鵜呑みにしがちです。したがってChatGPTの登場で以前より詳細で正確な知識が要求されるようになりました。
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