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システム屋さんの忘備録

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急に増えたDKIMなどのメール関連の問い合わせ

メールソフトシェアNO.1のGmailがメール送信者のガイドラインの更新をしました。それに伴って今日からそのルールが適用されます。今まで届いていたメルマガなどが設定を正しくしないとGmail側ではじかれる事になります。このガイドラインの更新以来、システム会社には通販会社などから問い合わせが激増しています。特にレンタルサーバーがDKIM、DMARC未対応のケースが多く対応サーバーへの乗換などが発生していました。

企業・団体に対してDMARC対応を要請
急にに増えたDKIMなどのメール関連の問い合わせ
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2023年2月、経済産業省、警察庁、総務省は上図のようにクレジットカード会社などに対しDMARC対応を要請しました。DMARC導入にあたってはなりすましメールの受信拒否(削除)を行うポリシー(Reject)での運用を行うことを求めるものです。ただこのような情報が会社によっては「メールが届けばよい」との認識で放置されてきましたがGoogleが動いたことで一気に進みました。国内大手のさくらインターネットも2024年1月31日にDKIM、DMARCにかけこみで対応しました。

Amazon、楽天、ヤフーなど大手通販会社では大量メール配信をするので以前より対応しておりましたが、中小のメルマガ送信者は今回あわてて対応しています。DKIM、DMARCは難しいように思われますがDNSサーバーに設定を入れるだけの作業ですので数分で対応可能になります。やはりGoogleが動くと振り回されるインターネット界、インターネット界の盟主は今なおGoogleであることが示されたように思えます。
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