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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

社内共有はシステム屋さんに相談

社内共有の管理方法も各社まちまちです、先日訪問した会社では最後に帰る社員のパソコンに共有情報を集約していました。HDDが故障すれば情報は無くなるというリスクがあります。理由はわかりませんがユーザーは共有と言うだけで何となく故障しないようなイメージを持っていました。バックアップも定期的にしている様子はありません。私たちシステム屋にとっては考えられないような運用です。

ビジネスマン

社内にシステムに詳しい方がいない事がこのような事例を招いています。このケースでは共有ファイルが使用できなくなる損失とシステムへの投資を比較し必要性を検討するのですが圧倒的にシステム投資が安くなります。

お勧めは
1.共有ファイルはRAID1環境以上で運用する(HDD2台以上)
2.業務サーバーで共有を併用しない(リスクの分散)
3.各フォルダにパスワード、アクセス権を設定する(セキュリティ管理)
4.自動バックアップの仕組みを入れる(継続性の確保)
5.アクセスログを取得する仕組みを入れる(セキュリティ管理)

コストからするとSOHOや小規模事業所はテラステーションあたりがいいと思います。最近の機器には何重にも緩衝材が入っており初期不良の確率が落ちてきました。中身がHDDですので以前は初期不良がありました(2回経験)。システム屋にとっては初期不良は再訪問、ユーザーへの説明など手間がかかります。すぐに交換してくれるメーカー、販売店はいいのですが、中でもDELLさんだけはなかなか交換してくれなかった記憶があります。

今日こんな記事がありました。
株式会社アイ・オー・データ機器(I-Oデータ)は、USB 3.0接続RAID機能対応2ドライブ搭載外付HDD「HDS2-UT」シリーズの出荷を4月下旬(予定)に開始する。との記事がありました。
初期状態でRAID1は設定の時間短縮ができてありがたいのですが、USBのみの対応で、LANには対応していません。個人と法人向けの中間的な位置づけの仕様です。「法人にも使える」との表現が裏付けています。

社内共有については色々ありますので経験豊富なシステム屋さんに相談してください。
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