社内システム管理者は忙しい
社内システム管理者は専任または兼任で社内のパソコンなどのトラブル対応からシステム導入、予算の作成など社内にてITシステム関連の面倒を見るのがお仕事です。パソコンに詳しいから、声がかけやすいからで任命される方、元システムエンジニアさんなどさまざまです。専任の社内システム管理者は人件費がかかりますので数十名程度の会社でしたら兼任されてる方が多いようです
コンサルティングや保守で訪問時にユーザー何人ぐらいに一人システム管理者は必要ですか、パソコン何台ぐらいに一人必要ですかとシステム管理者から聞かれます。心理的には業務に忙殺されて増員したいと雰囲気からと推測します。私がいつも答えているのは「適正人数は内容による」です。特にシステム管理はやればやるほどきりが無く、完璧に行おうとすると膨大なコストがかかります。どこまで管理するかどうかを決める事がシステム管理者の最初の仕事だと思います。
専門的な用語ですがサプライヤ(Supplier)とSLA(service level agreement)を締結しアウトソーシング出来る物は外部へ委託する事で管理者の負荷が低減されるかもしれません。経営者はコストを抑えて最高のパフォーマンスを要求するものですので、常に経営層とはコミュニケーションを保って良好なシステム環境を構築することで「システム管理者の過剰負荷」を少しでも回避できるると思います。
社内システム管理者に必要なものは、コミュニケーション能力、情報システム関する全般的な知識、社内の業務に精通する、またはその努力だと思います。特に社内業務に精通してない、努力しないタイプは長続きしていませんね、社内システム管理者よりシステム開発会社に向いているかも知れません。いずれにせよ上流工程をこなすには業務知識が必要と思います。
社内システム管理にはITILというITサービスマネジメントのベストプラクティスを集めたフレームワークの勉強は必須かと思います。
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