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システム屋さんの忘備録

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事務所内のサーバー管理

梅雨が明けて気温が一気に上がってきました。社内システム管理者にとって故障発生原因のトップの「熱」対策が必要になります。ほとんどのサーバーは24時間電源を入れた状態で運用しています。専用のサーバールームがあって室温管理されている環境では問題ありませんが、事務所の片隅にサーバーを置いてある会社もあります。

UPS管理画面

サーバーにはCPU、ボードにセンサーがあって筐体内に熱がこもらないようにファンの回転数を調整する機能がありますが土日に事務所のエアコンを切って室温が40度以上になるような事務所では休み明けに「システムが動かない」「共有情報にアクセスできない」という事になります。RAID構成でもハードディスクが壊れる「熱」には対処出来ません。今までの経験ではRAID構成ですべてのHDDが故障したケースの原因は「熱」でした。

最近はハウジングなどでサーバー管理はプロに任せるケースが増えてきました、事務所内では温度変化が激しいため故障発生率が高いからです。故障した時の機会損失を含む経済的損失がシステム導入経費より高額になることもあります。

【兆候は】
1.休み明けや朝一番に出社したときに事務所が暑い
2.サーバーのファンがうるさく感じる(高温のため回転数が上昇)

【対策】
1.換気扇、扇風機、冷房などで夜間の室温を下げる


社内システム管理者はサーバーセンサー、UPSなどの温度情報を定期的に確認するようにします。特に古いサーバーは分解清掃などをして内部のほこりを取り除きます。

サーバーの温度管理について
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