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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

データセンターの物理セキュリティ

ハウジング等でデータセンターを利用する会社が増えてきました。特に東日本大震災以降は自社でのサーバー管理から移行するケースも増えています。先日サーバー実機にライセンスインストールが必要になり訪問した大阪のデータセンターは建物の免震・耐震性、強力な自家発電機能、電源は大阪と京都方面からの3系統、サージ対策、空調、セキュリティなどは万全です。

データセンター

訪問前に免許証などのコピーを事前に送付します。数日前から数回のやりとりをして指定の待ち合わせ場所に行きます。住所などの情報は非公開のようです。何の広告も無く窓がやたらに少ない大きなビルに入りました。外観からはデータセンターとはわりませんでした。受付で本人確認、持ち物検査、身体検査を受けます。携帯電話やカメラなどのチェックをしているようです。もちろん持込は禁止です。

IDカードを受領し、入り口ゲートを、エレベータで目的のフロアへ行きます。ゲートを入ってからは窓は一切ありません。要所要所にガードマンがいます。フロアゲートを通過するとサーバのある入り口へ行きます。そこでもう一度本人確認を受けで二重になったゲートからサーバーのある部屋へ入ります。このゲートは1人が通るのがやっとで共連れ検知センサーもあるそうです。また物品の持ち出しは出来ないようになっています。

まるでスパイ映画のワンシーンか銀行の金庫をのようです。数百台の監視カメラは死角は無いのでしょう。どこの会社がこのデータセンター利用しているかはトップシークレットだそうで、誰もが名前を知っている企業だそうです。自社でこれだけの入退出管理はできません。システム管理者としては施設内で24時間体制でシステム保守をされている方は窓が無いので時間的な感覚がなくなり精神的なメンテナンスが必要と思いました。
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