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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

Lineが問題になっていますが・・・

今やインフラの一部とも言えるLineが最近騒がしくなっています、国や公共団体が公用アプリとして使用しています。Lineは元々韓国のカカオトークの焼き直しで機能はほぼ同じで極端に言えば色が違うだけです。今になって個人情報が中国や韓国に流出しているのではと問題になっていますが管理サーバ等が国外に集中しているので仕方ありません。

日本ではサーバー設置に関するコストが高くどうしても海外に依存するしかありません、海外では物理的にネットワークタップによってミラーパケット取得が可能でありこの行為は正常な保守監視業務として運用されていることを知るべきと思います。

Lineロゴ

その情報収集ツールがLineのようなアプリです。今回の問題と思えるのはこのようなアプリを「国産」と事実と違う発表を行った会社側とそれを報道したメディア、それを信じて公用アプリとして国や公共団体が利用した事です。

個人情報に関する取扱は国によって違うので日本の価値観で図ることはできません、今や個人管理システム世界最先端の中国・韓国ではあらゆる情報を利用して合法的に市民を監視しています。それによって危害を排除し安心して生活できているかもしれませんので日本の価値観とは違うと言う事を理解して利用すべきと思います。

2021年3月のウインドウズアップデート

2021 年3月のセキュリティ更新プログラム (月例) ← 公開は3月10日午前です。
Microsoft®Update カタログ ← KBからの番号がわかる場合はこちらから検索

今月のWindows Updateの適用は問題無くできました。Office関連のアップデート、Chrome、Edgeなどの更新もあります。
Windows 10の春のアップデート「21H1」の公開準備が進んでいます、当初は3月に公開されていましたが今では4~5月頃に公開されています。2004から20H2への更新は通常のWindows Updateと同じように容易に適用できます、以前のバージョンアップはリモートで更新できなかったり途中で止まったりしました。秋に公開予定のSun Valley(21H2)では大きな変更が予定されているようです。


■各バージョンの不具合や未解決のインシデント
〇Windows 10 Version 2004 H2の既知の問題点「既知の問題と通知 H2」
〇Windows 10 Version 2004 の既知の問題点「既知の問題と通知」

■システムファイルに異常が無いかどうか調べる、修復する
システム ファイル チェッカー ツール

更新プログラムが正しくインストールされたかを確認する方法

■Windows 10 をダウンロードして修復する、更新する
(Windows 10 October 2020 Update / Windows 10 Version 2004 H2)
win10
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
Windows 10のトラブルに対してOSの再インストールをよく使用します。時間はかかりますが確実な修復方法です。USBなどからの更新の方が成功率は高いです。以前のファイルやアプリを残したまま更新が可能です。OSの再インストールなどをすると正常に動作しなくなるソフトがありますのでその場合、ソフトを一旦削除し再起動後に再インストールします。使用する直前に最新版をダウンロードします。

起動しないWindows 10を初期化、復元をする方法

■Windows10 公開が終了した過去バージョンをダウンロードする
https://www.pasoble.jp/windows/10/download-past-version.html

Windows Updateで問題が発生した更新プログラムを削除する方法(Windows10)

Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)で流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する


【Windows 10 20H2 64bit】
2021-03 x64ベースのシステム用のWindows10バージョン20H2の動的累積更新(KB5000802)サイズ: 445.0 MB
https://support.microsoft.com/help/5000802
2021-01 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 20H2 更新プログラム (KB4589212)サイズ: 3.1 MB

【Windows Server 2019】
2021-03 x64 ベース システム用 Windows Server 2019 の累積更新プログラム (KB5000822)サイズ: 391.2 MB
https://support.microsoft.com/help/5000822

2021-01 x64 ベース システム用 Windows Server 2019 更新プログラム (KB4589208)サイズ: 3.3 MB
https://support.microsoft.com/help/4589208

【Windows Server 2012 R2】
2021-03 x64 ベース システム用 Windows Server 2012 R2 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5000848)サイズ: 538.3 MB
https://support.microsoft.com/help/5000848

【Windows 2012 server】
2021-03 x64 ベース システム用 Windows Server 2012 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB5000847)サイズ: 398.8 MB
https://support.microsoft.com/help/5000847

※日本語以外表示の場合はブラウザの翻訳機能などを利用します。
※新しいWindows Updateによる更新は順次追記します。

Microsoftの無料RPA

システム開発会社から企業へのRPAの売り込みが増えています、システム部門や総務などへのアプローチによって「便利になる、楽になる」と思って契約までする会社もあります。そのような会社の中には構築途中で利用しなくなるケースもあります。RPA導入には業務の標準化が欠かせませんが標準化ができるならそれ以前に問題は解決している場合がほとんどです。



Microsoftがデスクトップ操作の自動化ツール「Microsoft Power Automate Desktop」をWindows 10ユーザーに追加費用なしで提供を始めました。一般ユーザーアカウントは問題ありませんがOfficeユーザーアカウント(契約済み/onmicrosoft系)の場合は下記の様に表示されてMicrosoft Dataverseの試用を促されますので注意が必要です。今後はGoogle Workspace や Microsoft Power Automateなどの機能更新でRPA会社との競争が激しくなると予想します。AIを利用してプログラミング無しで自動化できる時代がくるのでしょうか?

Microsoft Power Automate Desktop

Microsoft公式の無料自動化ツール「Power Automate Desktop for Windows 10」でプログラミング不要の自動操作を試してみた
https://gigazine.net/news/20210303-power-automate-desktop-for-windows10/
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