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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

2024年新年度がはじまりました

2024年新年度がはじまりました。オフィス街では、真新しいスーツを着たフレッシュな若者たちが目立つようになりました。今週は入社式や入学式など、新たな環境へのスタートを切る人が多い週です。一方、社内システム管理者は、新入社員のためのデバイスセットアップ、ユーザー登録、各種設定など、総務と連携して準備に追われています。新人が気持ちよく新しい環境を迎えられるよう、しっかり準備を進めています。具体的には、使用方法マニュアルの更新、ライセンスの追加・更新、勉強会の資料作成などを行っています。

2024新入社員

今期はWindows 10からWindows 11への移行時期です

それに合わせて、先日Microsoftから、システム要件を満たしているパソコンでサインイン時にWindows 11アップグレードを促すメッセージがWindows 10に追加されました。年間計画に沿って、メモリの追加やHDDのSSD化も含めて実行していきます。企業で安定してWindows 11を使用するには、メモリ16GB以上を推奨しています。

1月から3月は勝負の時期

毎年1月から3月までは、様々な選抜が行われ、合格・不合格によって人生が大きく変わる時期です。準備次第で結果が変わるのは仕事でも同じです。段取り八分、仕事二分の気持ちで、しっかりと取り組んでいきましょう。

年齢を重ねると変化への対応が難しくなります、今年は2024年問題、働き方改革、値上げ、賃上げ、今までの当たり前が通用しなくなる事を意識しましょう。

【定例外】2024年3月のウインドウズアップデート

定例外のアップデートがありました、適用は任意です、800MBもあるので遅い回線では時間がかかります。

■ Microsoft®Update カタログ   ← KBからの番号がわかる場合  

■【Win11】Windows 11をダウンロードする (Windows 11 23H2)
新しい Windows 11 for Business

■【Win10】Windows 10 をダウンロードする (Windows 10 22H2)
win10
サポート終了日 2025/10/14 ※最終バージョン

【Windows 11】
2024-03 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 23H2 の累積更新プログラム (KB5035942) 最終変更日時: 2024/03/26 サイズ: 679.2 MB
https://support.microsoft.com/help/5035942

【Windows 10 22H2 64bit】サポート終了日 2025/10/14 ※最終バージョン
2024-03x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5035941) 最終変更日時: 2024/03/26 サイズ: 819.2 MB
https://support.microsoft.com/help/5035941

※日本語以外が表示された場合はブラウザの翻訳機能などを利用します。

IT業界のトレンドキーワードに隠された思惑

システム関連の仕事を始めて30年以上経ちます。システム関連ではいつまで経っても学ぶことばかりで、時代に遅れないように常に努力しています。今やシステム無しに業務継続はできない状況になっています。

ファッションと同じように、流行りのワードを使うとなんとなく優越感を感じるのでしょうか。特に経営層はよく使います。社内システム管理者の中には、「上司からDXしなさいと言われましたがどうしたらいいでしょうか」と困っている方もいました。社内に「DX推進課」などを設置する会社もありましたが、今はすでに解体されています。
営業タブレット
DXはシステム業界浮揚対策として利用されたように思います。システム営業では「とにかくDXワードを使え」などと指示をして営業展開をします。金融機関のDX融資、IT補助金など様々な施策が行われていますが、景気浮揚対策の一部と捉えています。しかし現場では、従来から使用しているシステムから変更することはオペレーションの変更など生産性の低下が発生し、新システム入れ替え後に後悔するケースも少なくありません。ある業界では、システムへの過剰投資で会社が終わってしまうケースもありました。

2010年頃盛んに使われたクラウドも、落ち着いて考えたらクラウドは向き不向きのシステムがあることに気づき、次にはハイブリッドクラウド、今ではオンプレミスでもいいのでは無いかと言う時代になっています。自動車業界のEVシフトのように見えます。自社システムのクラウド化にはコストがかかる上に、セキュリティ対策、冗長化、運用保守費などを入れるとそれなりの会社規模が必要です。身の丈にあったシステムで継続して利益を出すことが大切だと思います。

2024年3月のウインドウズアップデート【定例】

今月はWindows 10、11は正常に適用できましたがWindows server 2019 KB5035849にてインストールエラー 0xd0000034 が発生しています、予備サーバーでテストをしてから本番サーバーへ適用しますのでまずは予備サーバーと格闘することになります。Microsoft®Update カタログからダウンロードして適用しWindows Updateの一時キャッシュ フォルダーをクリーンアップします。サーバーは稼働年数が長いので過去の一時キャッシュ増えるばかりです、あまり見ないので削除します。Windows Update の履歴が見えなくなりますがそもそも見ないので必要ありません。コントロールパネル-インストールされた更新プログラムから適用された内容が確認できます。
※Windows Updateの一時キャッシュ関連コマンド
  net stop wuauserv
  net stop bits
  %windir%\SoftwareDistribution\DataStore 内を削除
  net start wuauserv
  net start bits
無理に急いで適用する必要はありません、いずれMicrosoft側で修正されます。
サーバーはそのままの時もありますが・・・

■ 2024年3月のセキュリティ更新プログラム (月例)
■ 今日はMicrosoft Officeの更新があります
■ Microsoft 365 Apps の更新履歴
■ Microsoft®Update カタログ   ← KBからの番号がわかる場合  

msrc

セキュリティ更新プログラム ガイド
https://msrc.microsoft.com/update-guide/

■Windows 11 無償アップグレード方法や条件を解説
https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/smb/column-windows-11-free-upgrade.aspx

■【Win11】Windows 11をダウンロードする (Windows 11 23H2)
新しい Windows 11 for Business

■【Win10】Windows 10 をダウンロードする (Windows 10 22H2)
win10
サポート終了日 2025/10/14 ※最終バージョン
【注意】USBなどのツールからインストールできない事例が発生しています。

■【Win10・Win11・Server】システムファイルに異常が無いかどうか調べる、修復する(FAQ)
https://capacitor.jp/blog-entry-536.html

Windows 不具合情報一覧・Windows のリリースの正常性■
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/release-health/

更新プログラムが正しくインストールされたかを確認する方法

起動しないWindows 10を初期化、復元をする方法

■Windows10 公開が終了した過去バージョンをダウンロードする
https://www.pasoble.jp/windows/10/download-past-version.html

Windows Updateで問題が発生した更新プログラムを削除する方法(Windows10)

■Officeの問題は(更新エラー コード300038-28など) → Microsoft サポート/回復アシスタント

■更新情報
共通-------------------------------------
〇Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)
悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT/KB890830)で流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する

OS別-------------------------------------
※「.NET」系は除きます。

【Windows 11】
2024-03 x64 ベース システム用 Windows 11 Version 23H2 の累積更新プログラム (KB5035853) 最終変更日時: 2024/03/12 サイズ: 677.1 MB
https://support.microsoft.com/help/5035853

【Windows 10 22H2 64bit】サポート終了日 2025/10/14 ※最終バージョン
2024-03 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 22H2 の累積更新プログラム (KB5035845) 最終変更日時: 2024/03/12 サイズ: 819.5 MB
https://support.microsoft.com/help/5035845

【Windows server 2022 LTSC】サポート終了日 2031年10月14日
2024-03 Microsoft server operating system version 21H2 x64 ベース システム用の累積更新プログラム (KB5035857) 最終変更日時: 2024/03/12 サイズ: 394.5 MB
https://support.microsoft.com/help/5035857

【Windows Server 2019 LTSC】サポート終了日 2029/1/9
2024-03 x64 ベース システム用 Windows Server 2019 の累積更新プログラム (KB5035849) 最終変更日時: 2024/03/12 サイズ: 645.1 MB
https://support.microsoft.com/help/5035849

※日本語以外が表示された場合はブラウザの翻訳機能などを利用します。

価格改定、値上げばかり

価格改定や値上げが相次いでいることは、多くの企業や個人にとって気になる問題ですね。特にシステム関連のサブスクリプションやライセンス料が増加していることは、経営者やシステム管理者にとって重要な課題です。

2023年11月からWordやExcel・TeamsなどのMicrosoft 365製品との連携が可能なCopilot for Microsoft 365の提供が開始されました、年間45,000円とかなり高価です、エクセルなどは関数を覚える必要も無く質問を繰り返していくと思い通りのシートが完成します。AI(人工知能)は、今やビジネスや日常生活で広く活用されています。、昔はソロバン、次の世代は電卓、その次はパソコン、今やAIは次世代のツールとして、大学生からビジネスプロフェッショナルまで幅広く活用されています。AIを利用する知識を試すAI検定もできています。

AIイラスト
AIが作成したAIのイラスト

Google Workspaceユーザー向けには昨年12月から「Gemini Business アドオン」が提供され価格は、年間27,120円、Gemini Enterprise は40,800円、これから必須になりつつあるAI利用料、今後無料版の範囲が狭められいつか価格改定が待ち受けると思うとシステム使用コストは増えるばかりです。

価格改定への対応
システム使用コストを抑えるためには、価格改定に対して適切な戦略を立てる必要があります。AI利用料やGemini Business アドオンなど、今後の価格変動に備えて戦略的な選択を検討することが重要です。価格改定には慎重な対応が求められますが、適切なツールや戦略を活用することで、システムの効率性を向上させつつ、コストを最適化することを目指しましょう。
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