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システム屋さんの忘備録

訪問ありがとうございます。中小企業の社内システム管理者向けWindows情報とまれに京阪神の情報も発信しています。

ネットが遅いので見て欲しい

今週も暑い日が続いています。HDDなどの機器は急激な温度変化に弱いようです。いよいよWindows 10の提供が29日に始まります、サーバー負荷軽減のため順次展開予定のようで29日中には一般ユーザーは無理かも知れません。先日Win7のインターネットが遅いので見て欲しいと言うことで訪問してみると、Chromeは正常に動作するのですがIE11が極端に遅い状況でした。他のPCでは問題無く動作するのでそのPCのIE11がおかしいと思って詳しく調べると・・・

Flash Player設定マネージャー

原因はInternet Explorer 用の Flash Playerの未更新でした。更新によって症状は改善しました。このFlash Playerの更新では先日Windows 2012 serverで不具合があり再配布されたり何かとお騒がせなソフトです。MicrosoftはWindows 8発売当初には問題があるのでFlashを使用しない方向に向かいましたが結局Flashを使うことになりました。ホームページ作成業者は困りました。Windows 8不人気の原因はあまりにも変化が大きくまた動作しないソフトが多かったことです。Windows 10はWindows 7が動作する環境と変わらないようにアナウンスされてますので期待しましょう。

Windows 7 ではコントロールパネル(表示方法は カテゴリ)-システムとセキュリティ
一番下の「 Flash Player 」を選択しFlash Player設定マネージャーを開きます。
図のようにチェックを入れます。

Flash Playerの脆弱性について (IPA 情報処理推進機構)

急に温度が上がって故障頻発

梅雨が明けたようです。先週は温度が急に上がりパソコン故障が頻発しました。おまけに週末には台風の影響で電車が止まって対応に苦労しました。故障原因の大半がハードディスク故障でユーザーは起動しなくなったりフリーズするので業務継続性から優先対応をします。企業の社内システム管理者でしたら予備機に交換するなど出来ますが予備機の無い保守先では即日または翌日オンサイトで対応します。

HDDの交換は数分で終わるのですが、OS、Office、業務システムを入れるとなるとそれなりの時間がかかります。200個以上のWindows Updateまで行うと数時間余計にかかります。HDDは消耗品なので不調があれば早めに交換すると作業が格段に楽になりコストも低減できます。HDDの健康状況のチェックソフトなどを利用して早めの交換やSDD化をお勧めします。

HDDの健康状況のチェックソフト(窓の杜)
HDDのコピーソフト(窓の杜)※別途USB対応HDDケーブル等が必要です。

HDD検査

最近のパソコンはXPパソコン時代より省エネ、静音になり発熱量も抑えられていますがそのかわりにファンの数が減ったり小さくなっています。しかし今回訪問して気づいたのは、パソコンの通風口を書類などで塞いでいる方が数多くいました。通風口を塞がない、空気取入れ口の清掃をするように依頼しました。節電の時期ですがリモ-トデスクトップの普及で24時間電源を入れたままのPCも増えています、休日にはエアコンなどの利用も検討します。修理にかかる費用は電気代をはるかに超えます。

2015年7月のウインドウズアップデート

今日はWindows 7、8.1、2003、2012の各エディションで問題無く適用できました。
また今日の午後4時でWindows Server 2003 R2のサポートは終了になります。未だにWindows Server 2003 R2を利用している企業は沢山あります。XPもクローズ環境ではまだまだ現役で動作しています。最後のWindows Server 2003 R2のアップデートはしておく事をお勧めします。
Windows Server 2003 R2においてのエラー番号 0x80248015について

【Windows Server 2003 R2 /最後のアップデート /サポートは今日午後4時まで 】
Windows Server 2003 用セキュリティ更新プログラム (KB3072630)
Windows Server 2003 用セキュリティ更新プログラム (KB3072633)
Windows Server 2003 用セキュリティ更新プログラム (KB3067903)
Windows Server 2003 用セキュリティ更新プログラム (KB3068457)
Windows Server 2003 用セキュリティ更新プログラム (KB3070102)
Windows Server 2003 用セキュリティ更新プログラム (KB3067505)
Windows Server 2003 用セキュリティ更新プログラム (KB3077657)
Windows Server 2003 用 Internet Explorer 8 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB3065822)
Windows Server 2003 用セキュリティ更新プログラム (KB3069392)
悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2015 年 7 月 (KB890830)
Windows Server 2003 用更新プログラム (KB3065979)

【Windows 7】Office系を除きます
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3070738)
悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2015 年 7 月 (KB890830)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3070102)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3057154)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3072630)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3067505)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3072633)
Windows 7 用更新プログラム (KB2952664)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3069392)
Windows 7 用更新プログラム (KB3065987)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3069762)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3067903)
Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3077657)
Windows 7 用 Internet Explorer 11 の累積的なセキュリティ更新プログラム (KB3065822)

時間のかかるWindows Updateですが、Windows 10では改善されるのでしょうか?
以前不調だった業務使用しないWindows 8.1は結局クリーンインストールしました。
Windows Updateがうまくいかない場合は何らかのエラーを抱えている可能性があります。

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Windows Updateの更新がうまく行かない方はこちら

Windows 2003 serverの問題はこちら (ウィンドウズサーバー2003)

ウインドウズ10向けの対応は各社まちまち

DOS時代からパソコンを使っているのですが未だに変わらず使っているのが一太郎とATOKです。昔は事前に新OSへの対応状況のアナウンスがあったのですが最近では発売、更新当日前後にアナウンスされるようになりました。Windows8の時は色んな不具合がありATOKの利用をやめる事も考えました。
atok
今回は事前にメーカーへWindows 10の対応状況について問い合わせました、回答は以下の通りでした。
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弊社製品へご質問をお寄せいただきありがとうございます。
Windows10への対応につきましては、順次確認を進めさせていただく予定となっております。また、こちらの動作確認結果についてはWindows10ダウンロード開始前後に弊社ホームページへ掲載予定とさせていただいております。
現時点では明確な情報がなく誠に申し訳ございませんが、掲載まで今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。
OSへの対応状況
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一太郎とATOKのユーザー数の変動はわかりませんが、最近のジャストシステムさんはHPBにしてもアナウンスが以前に比べて遅すぎるように思います。こちらとしてはWindows 10プレビュー版で問題があるから聞いているのですが悠長な返事で困った物です。一太郎に合わせて高価なHDDを増設していた時代が懐かしいです。

Windows 10のウインドウズアップデート

いよいよ今月末にWindows 10の無償アップデートが提供されます。Windows 10ではウインドウズアップデートが大幅に変更されています。今でもエラーの多いウインドウズアップデートですが今後は唯一の更新手段になりそうです。今日現在でもハードウエアメーカーのWindows 10ドライバーが出揃っていないので社内システム管理者は様子を見てアップデートすることになります。一方個人の場合、特にWindows 8ユーザーは更新をお勧めします。

Windows 10_desktop


Windows 10 壁紙撮影風景



Windows 10エディション別の内容は次の通りです。

Windows 10 Home(家庭用)はWindows 10のセキュリティアップデートと新機能はリリースされ次第、すべてがWindows Update経由でインストールされるようになりスマホと同じようになります。(Consumer Branch)

Windows 10 Pro(中小企業用)はセキュリティアップデートはリリースされ次第Windows Update経由でインストールされますが新機能はインストールを一定期間だけ延期することができます、その間に社内システムとの相性など検証しますが「一定期間」というのが問題でその次の新機能が配信された場合はインストールしなければセキュリティアップデートも止められるようです。スマホ(Windows Phone)、PC、タブレットでの統一環境のセキュリティ対策になるため否応なく更新されます。(Current Branch for Business)
Windows 10 Educationも同機能です。

最後は最上位の新機能を最長10年間延長できる大企業向けWindows 10 Enterpriseで4つの構成になります。(Long-Term Servicing Branch)

つまり今後Windows 10以降をを使い続けるならウインドウズアップデートは必須になります。現在の様にメンテナンス時にウインドウズアップデート数が50個以上というようなPCに出会う確率が低くなります。
無償アップデートは、来年の7月28日まで有効なので、1年間の検証時間がとれるのでその間に社内システム管理者はどうするか決めればいいと思います。
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