年末から新年1月半ばまで海や川で空手の寒行が行われます。今朝、寒気の中その模様がニュースで流れていました。スポーツが科学的に研究された現代において未だに昔の風習を継承されているようです。心身を鍛えると言えば聞こえはいいですがリスクが大きいので推奨されません。
半世紀ほど前、私は空手道部でしたので4年間京都の桂川で寒行をしました。当時は川底にガラスがあったりして足の裏に注意しながら行いました。観光客には良い見世物だったことを覚えています。1年生の時はたき火の準備、その後に行われるOB会の準備と早朝から働きづめでした。寒行は事故が許されないので関係者の配慮、気遣い、準備などの苦労を想像しながらニュースを見ていました。
空手は今でこそスポーツとして完成されつつありますが、当時は審判次第という部分がありました。素早いカウンターなどは今行われている「画像技術」である程度公平に判断できています。審判が見て判断するのは同じで「腰が入っていない」「突きが浅い」など審判の経験に左右されます。しかしこの部分はいずれAI画像診断に移行して行くことで解決できると思います。
今は道場では無く病院に通っています・・・